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特命捜査対策室長 上原若菜
【レイプ 官能小説】

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警視総監・上原若菜-3

喜田和典と沼尻エリサも結婚した。竹中大悟も含めた3人は瀬川涼子の夫が経営している中島探偵事務所に入った。一般の探偵業務も当然行いながらも警察の依頼で様々な人間の身辺調査も行なっている。事件に関与しているだろう人間の調査から猫の捜索まで幅広く手掛けているが、エリサは最近は猫の探索の仕事が一番気が休まる気がしている。

事件が終わった後、不死蝶は解散した。事件への関与は認められたものの、直接関与を証明できる証拠が見つからず罰が下される事はなかったが、警察全体にも世論的にもそういう方向で話が進むのを望む風潮があったのは事実だ。レイプと言うよりも敵に立ち向かった不死蝶に理解を示す国民が多かった。

そのリーダーであった海老川優里も、旅客機テロ引き起こしたテロリストではあるが、やはりレイプと言う極悪犯罪に人生をかけて戦ったその姿に共鳴する国民は多く、どちらかと言うと賞賛する声が多かった。極悪非道な悪人らと戦い続けたその姿がクローズアップされ、特に女性の間では絶大な評価がなされていた。優里の死後、レイプ犯罪が激減した事実も海老川優里と言う人間の評価を更に高くした。何十年後ぐらいにはきっと伝説の女性として語り継がれているだろう。

海老川優里が残していったものは大きかった。レイプ犯罪の激減はもちろん、レイプ犯罪による懲罰はより厳しくなり女性の人生を大きく変えてしまうこの犯罪に対する意識が変わった。それにより犯行の抑制にも繋がっていた。人生を変えてしまった代償は人生をかけて償う…、その精神がレイプ犯罪で逮捕された人間は最低40年の禁固刑が言い渡されるケースが殆どであった。優里の人生をかけた戦いが実ったと言える。優里が生きていればきっとそれだけで自分の人生は報われたと微笑する事だろう。若菜はそう思った。

若菜は事件中、この事件が終わったら警視総監を辞任しようと考えていた。やはりまだまだ現場で戦いたいし、自分にはまだまだその器ではないと思っていたからだ。まだ完璧に事件の全容を解明した訳ではない。それが終わったら…、そう決めていた。

「オナニーしよっかな…。」
事件が解決した後、それまでなかなか出来なかった大好きなオナニーを堪能している若菜。若い時なら事件中であろうが牢屋の中であろうが常にオナニーはしていたが、今回の事件中は控える事が多かった。
「オナニーを控えられるなんて、私も歳かなぁ…。」
そう言いながら県警本部のトイレ内で密かにオナニーする若菜は、他人から見れば35歳でそれだけのオナ欲があればまだまだ若いよと言うであろう世論は全く聞こえてはいないようであった。


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