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特命捜査対策室長 上原若菜
【レイプ 官能小説】

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警視総監・上原若菜-2

「な、何ですか!これっっ…!!」
若菜以外の者はバツが悪過ぎて肩をすくめて恐る恐る様子を見ていた。
「え〜、私から説明させていただきます。マギーはとうとう萬岸署の杉山君と一昨日、結ばれましたぁぁっ!!」
「!?な、何でそんな事知ってるんですかっ!?」
「ん?警視総監のネットワークナメちゃいけないわよ?ムフフ」
ここまで動揺するマギーも珍しい。白い肌が真っ赤に染まっていた。
「赤飯?赤飯?赤飯炊く??」
「炊かなくていいですっ!!」
「お祝いしなきゃ♪」
「いらないですから!!てかこの恥ずかしいくす玉を早く外して下さい!!」
「え?いーじゃん。吉川君とさとみちゃんの結婚とご懐妊とさ、マギーのロストバージンのWお祝い♪」
「石黒さん達のお祝いだけにして下さい!」
「ヤダ。だって大事な相棒のロストバージンだもん、お祝いしてあげたいからさー。」
「ロストバージンロストバージン言わないで下さいっ!!」
「まー遅いけど、恥じる事はないわ?グフフ」
お祝いしたいと言うよりも虐めて喜んでいるとしか思えない若菜に他の者は2人の会話にヒヤヒヤしながら見守っていた。

「で、取り残されちゃったねー、結衣ちゃん♪」
「!!」
ヤバい、次は私かと思った中垣結衣。最悪だと思った時には遅かった。
「あまりに彼氏が出来なくて犯人の送り込んだイケメン刺客にコロッといって即ホテルに連れ込まれちゃうぐらい焦ってるんでしょ?」
「別にコロッとは…」
「コロッといったじゃーん。出会って何秒後にセックスとか、AVじゃないんだから!アハハ」
「…」
何も言い返せない結衣。悔しそうな顔で若菜を睨んでいた。しかしその表情は若菜の大好物だ。もっと虐めたくなる。
「特命捜査対策室で不幸なのは結衣ちゃんだけだもんねー。何か協力してあげなきゃね♪」
「結構です!どうせロクな事になりませんから!」
「あーら酷いわぁ。こう見えても私はマギーと杉山君にとって愛のキューピットになったのよ?結衣ちゃんのキューピットにもなってあげるわよ♪」
「け、結構です…。」
「まぁいい人そのうち連れてきてあげるからお楽しみにね!グフフ…」
(もうヤダこの人…)
泣きたくなる結衣。若菜に人生を弄ばれる前に自分で幸せを掴まなければと改めて思った。

「金田君は実はすでに結婚していた事には驚いたけど、幸せそうだもんね。やっぱ結衣ちゃんを早く幸せにしなきゃ♪」
目が完全に笑っている若菜を見て結衣は背筋がゾクッとしたのであった。


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