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【SM 官能小説】

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宴 〜契約〜-4

「ち〇ぽが欲しくてぱっくりと開いたこのま〇こにな、こういう風にぶち込んでやれば良かったんだ!」

ずぬぶううううっ!!

「っいぎいゃああああああーーっっ!!!」
夫の巨根に再び体を支配され、馨の全身に激しい痙攣が走る。
「惚れた男の精液を掛けられて、興奮しとるのか?さっきよりもぎゅうぎゅう締めてきとるぞ?」
「そっ、そんな、事、はっ……!ひいあはああああっ!!」
徳之進の動きが、ラストスパートに入った。
「だが、残念だな。淫売……孕むのは思い人の子ではなく、夫たる私の子だあっ!!」

どくどくどくどくどくうっ!!ごぷうっ!!

馨の胎内で、徳之進は果てる。
「あああああ……孕んでる、徳之進様の赤ちゃん孕んでますうううっ……!!」


「伯祖父様?」
「……おう?」
回想から我に返ると、智佳が心配そうに自分を見ていた。
「すまんすまん……ちと思い出に耽っとった」
「伯祖母様との?」
「うむ……」
スクリーンには縄で宙に吊り上げられ、股間から精液と愛液の混合物を垂れ流している馨が映し出されている。
その脇にうずくまる清四郎と、肉棒を扱いて力を取り戻している徳之進がいた。
「馨に挿入しようとして失敗した男の名は、小松崎清四郎と言う。さっきも言った、妻の思い人じゃ」
「この人が……」
「うむ。このフィルムはな、清四郎に妻を抱かせてみた記念として撮影した物なのじゃが……清四郎の奴、見ての通りに失敗しよったものじゃから、フィルムが無駄になってしまってのう……まあ捨てるのももったいないから保管しておいた物じゃ」
智佳は苦笑する。
「このフィルムを撮影した時に気が付いたのじゃが……清四郎は、精神的なMじゃった」
「え?」
「好きな女を目の前で犯され、怒り狂った奴がトラブルを起こす事を、わしは内心望んでおった。そうすれば、正々堂々と奴を痛め付ける口実ができるからの」
「……」
「ところが、じゃ。奴は見ての通り、一向に襲い掛かってこなんだ。もしや……と思って確かめてみれば、清四郎は好きな女を目の前で犯されて興奮しておる変態じゃったのよ」
「う……」
智佳は、言葉が出てこない。
「そこで、わしは妻と一緒に清四郎を飼育する事にした」
「え?」
意外な言葉に、智佳は目を丸くした。
「馨の失禁や脱糞の処理、用具の手入れ……要はわしが馨を抱いた後の掃除係をさせていた。まあそれだけでは少々可哀相じゃから、時々馨の尻を使わせてやっていたが」
「……今、は……小松崎さんは存命ですか?」
ためらいがちな智佳の言葉に、徳之進は首を横に振った。
「いや……わしの下にいるのが嫌になったのか、三年程したら自ら命を断ちよった。しかも、わしの誕生日当日じゃ」
ぽつりと、徳之進は呟く。
「……当て付けよって……」
「……好き……だったんですね」
智佳は、徳之進の顔に複雑な表情がよぎるのを見逃さなかった。
「伯祖母様の事も、小松崎さんの事も……」
「わしが、小松崎を?」
「あ……何となく、そんな気がしただけです。違っていたら、謝ります」
「いや……そうかも知れん……な」
智佳の言葉へ、徳之進は何度もうなずく。
「嫌いなモノを飼育するはずはない、な」
その言葉は、智佳の胸に刺さった。
「胤真……!」
何故、全てを知りながら自分を犯したのか。
何故、こんなにも優しくしてくれるのか。
何故?何故?何故?何故!
ばらばらだった疑問のピースが、組み上がる。
「ああ、そっか……伯祖父様、失礼します!」
智佳は、物凄い勢いで部屋から出ていった。
「うむうむ。若さとはうらやましいものじゃ……わしのように、なくしてから気付くような愚かしい真似は、するでないぞ」


胤真は、勉強部屋にいた。
「胤真!!」
「どわっ」
どさっという音と共に背後からいきなり抱き着かれ、胤真は驚く。
「何だ、智佳か。爺さんの用事は済んだのか?」
解きかけの参考書を閉じつつ、胤真は尋ねた。
「おっしゃりたかった事の意味は、掴んだと思う」
そう言いながら、智佳は胤真の肌へ何度も口付ける。
「何だ?いやに積極的だな」
「うん……」
耳へ甘い息がかかり、くすぐったさに胤真は背筋を震わせた。
「……、だから」
囁かれた言葉を、理解できなかった。


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