日常と非日常の境界-14
「…っ痛ぃ」
気付いたときにはあたしの勃起した胸の蕾は、彼女の歯で咬まれていた。
「痛い？本当にそれだけ？智子」
言われる迄もなく、あたしは痛み以上に快楽を感じていたわけで。
「んっ。だめっ…気持ちいい」
「んぅ。素直でよろしい」
加奈子の暖かい舌があたしの蕾を捕らえ、赤くなるまで甘咬みを続ける。
「ふふっ。こんなにパンティ濡らしちゃって。いやらしいんだ。」
あたしの下着はいつの間にか自身の愛液で濡れていた。
その下着をよじって細くし、佳菜子はあたしの陰唇に食い込ませる。
すでに、愛撫によって愛液が溢れているそこは敏感に反応してする。
「もう、こんなに濡れたら下着にならないから脱がしちゃうね」
加奈子は体位を変え、あたしの陰部を見る。
よじられて濡れているそれは加奈子によって降ろされていく。
ほんの少しの刺激だけでもあたしの愛液は洪水してしまいそうになる。
「どうした…の。智子そんな…あっ…いやらしい声出しちゃって。そんなにあたしの息が気持ちよかったの？」
あたしの秘部の上に佳菜子の舌を感じる。
彼女の舌で悶え苦しむあたし。
その一方で、佳菜子にも感じてもらいたいという気持ちもあった。
気が付けば、あたしは目の前にあった、加奈子の下着の上から愛撫していた。