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クリスマス・イブ
【熟女/人妻 官能小説】

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クリスマス・イブ-5

5.
「ねえ、義兄さん、聞きにくいこと聞くけど、どうして子供を作らなかったの」
 テーブルが片付けられ、コーヒーが運ばれてきた。

「直美は欲しがっていたけど、出来なかった」
「二人とも健康で、仲もいいのに不思議に思っていたのよ」

「仲が良すぎると、出来ないんですって・・・赤ちゃんが焼餅を焼く、なんちゃってて・・・やりすぎても出来ないみたいよ」
「医者にも行ったけれど、どこも悪いところは見つからなかった」

「あのね、精子が出来るのに1ッ週間掛かるんですって。だから、やりすぎると段々精子が薄くなってしまって、出来ないそうなの」

「随分詳しいんだね、そんなこと考えても見なかったよ。先輩に最初の1年は毎晩やるんだって言われて、その通りにしたんだけど」
「それはやり過ぎ、・・・・」
 
 言葉が途切れた。
 ・・・・・・

 雅子が、沈黙を破った。
「お願いがあるんだけど・・・」
「何だい、改まって・・・・」

「私、幾つになると思う?」
「直美と4つ違いだから、えっとぅ・・38か?」
「女は、男と違って何時までも子供を作れないの、まごまごしてると、私、子供が出来なくなっちゃうの」
「それじゃ、誰か急いで探さないと???」
「犬や馬じゃあるまいし、・・・・・」

「義兄さん、私に義兄さんの子供を産ませて呉れないかしら?」
「なんだい、藪から棒に・・・」
「藪から棒じゃないわよ、義兄さん、私の気持ち知っているんでしょう?」
「まあ・・・それは何となく・・・・」

「妻の妹だからって、気にすることは無いのよ。姉さんは義兄さんの子供が産めなかった、妹の私も埋めなかったら、もう縁が切れてしまうのよ・・・私、義兄さん好きだから、義兄さんの子供を産ませて頂戴よ、子供がそばに居て呉れれば、私、頑張れるから・・・」



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