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夢と現実のはざまで
【寝とり/寝取られ 官能小説】

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夢と現実のはざまで-6

「でも、大丈夫なの? 毎日会社で会うんだよ? この人と」
「ああ、それは心配ないよ。僕、そろそろ会社を辞めて独立する予定だから」
 晶葉のさらなる質問にも当然のように応じて、覚はさらに説明を加える。
「元々今の会社でスキルを学べるだけ学んだらすぐに行動を起こすつもりだったしね。色々とタイミングもいいし、仕掛けるならここだと思う」
「そっか……ちゃんと考えてくれてたんだ」
 想像だにしなかった覚の言葉に目を丸めながらも、晶葉は嬉しそうな様子で相好を崩した。
「今後は僕の子供を君ら夫婦の子供として育ててもらうよ。彼にばれないうちはたまに遊びに来て様子を見せてもらう。でも……」
 そこまで言ったところで、覚がにわかに晶葉へ体重をかけ始めた。肩と手でそれぞれ足首と腕を固定すると、抑えつけるように身体の自由を奪う。
「とりあえずは今、目の前のことかな」
 ずんずんと重いピストンが上下に繰り出された。
「もうね、止まりそうにないんだ、僕」
 温和な雰囲気とは対照的に凶暴なほどのサイズとカリ首を誇る覚のペニスが、晶葉の内部をぐちゃぐちゃと蹂躙していく。
「ん、すごい……また、大きくなった」
 覚の剛直を膣内でたっぷりと味わいながら、晶葉が冗談めかすように笑った。
「マンガやゲームとかだとこういう時『あなたのおちんぽしゅごいい! 孕ませてええっ!』みたいなこと言いながら白目むいて舌出したりするんでしょ?」
「……してくれるの?」
「まさか。でもその気持ち、ちょっと分かる気がする。だって本当にいいんだもん、これ」
 うっすら上気した顔で覚の質問を一蹴すると、晶葉はじりじりと腰を動かし、亀頭の当たる位置をさらに細かく調整した。
「ん……あ、でも近いうち、彼にも一度中出しさせてあげてね。安全日を狙って。彼はどうせ君の生理周期なんて分かりっこないだろうから、それでごまかせるはず」
 弱い部分を刺激された覚が、迫り来る射精感を紛らわすように話を変えた。
「えー?」
 不満そうに口を尖らせる晶葉を諭すように、覚がさらに言葉を足す。
「仕方ないよ。何にもしてないのに子供ができるのはさすがにまずい。今後を考えても辻褄はちゃんと合わせておかないと。それに……」
「ん?」
「たまには不味いものも食べておかないと、美味しいものの価値が分からなくなるよ」
「ぷっ」
 夫に当てこするような覚の物言いに、晶葉は思わず吹き出してしまった。
「そら」
 その隙を逃さず、覚が一気に腰の動きを早める。
「そろそろイくぞ! 晶葉!」
「う、うん! きて、きてぇ! 思いっきり中に出してえぇっ!」
 ――やがて。
「ふしゅっ!」
 ぴたりと動きを止めた覚がどくどく精を放つと、
「う、うぅん! うっ、ああああぁっ!」
 晶葉もそれに合わせるように身震いして、全身に押し寄せる絶頂感を存分に堪能した。
「ふぅ……」
 大量の精を吐き出した覚だが、その動きはなおも止まらない。
「よし、じゃあこのまま抜かずにもう一回。今度はうつ伏せになってね」
「……うん」
 覚に言われるがまま、晶葉は汗の艶でさらに色っぽくなった身体をそっと床に伏せた。


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