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熱闘!全裸体育祭
【教師 官能小説】

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第39話 『エレエレ踊り』-1


「ちっ、ちくびぃん、ちくびぃん!」

「声が小さい」

「ちっくびぃんッ、ちっくびぃんッ!」

「笑顔が足らない」

「ちぃっくびぃぃんッ、ちぃっくびぃぃんッ!」

 椅子に腰をおろした50番の前で、2番が手足をバタバタさせながら踊っている。 右手は右乳首、左手は左乳首を摘まみ、掌と足の裏を左右交互に見せる踊りは、旧世紀の女囚に伝わる『カンカン踊り』を1組生がアレンジした『ビーチクダンス』シリーズだ。 乳首を摘まんでカンカン踊りをすることでダイナミックに乳房が揺れ、鑑賞する側を愉しませる。 その分、踊る側は乳房、乳首が捥げるほどに激痛なのだが……。

「ちぃっくびぃぃんッ、ちぃっくびぃぃんッ!」

 ヤケクソになって2番が叫んでいるのは、半分は痛みを我慢するためでもある。

「ぱいおつ、ぱいおつ、ばいんばいんッ、ぱいおつ、ぱいおつ、ばいんばいんッ!」

 今度は『出の字』に両手両足を曲げ、それぞれ体軸と水平に上下させる。 それだけなら、ただのみっともない無様な踊りだが、今回も両手で乳首を摘まんでいて、腕の動きに合わせて乳房が上下に大きく弾む。 手を上に上げるときは、乳首が上を向けばどうにかなるが、問題は手を下ろす時だ。 この踊りの主旨は『乳房でもって股間を隠す』という、いわゆる『盆隠し踊りの乳房版』なので、乳首を引っ張って、両方の乳房で交互に股間を隠さなくてはいけないが、そんなに乳房が伸びるわけがない。 そもそも2番の乳房は標準より大きいとはいえ、あくまで巨乳、豊乳レベル、到底爆乳と呼べるシロモノではなく、どれだけ引っ張っても乳房は股間に届かない。 それでも、

「もっと伸ばす。 汚いものは見せないで」

「は、はいぃ……ぱっ、ぱいおつ、ぱいおつ、ばいんばいんッ」

 2番は懸命に乳首をひっぱる。 真っ赤になった乳首は、けれどどんなに下ろしても臍止まりで、それゆえに更に叱責され、2番は何度もビンタを浴びた。
  
「おっぱっ、おっぱっ、ぶるんぶるんッ、おっぱっ、おっぱっ、ぶるんぶるんッ」

 乳を揺するにも作法はある。 単純に屈伸運動をしても、乳房が上下に揺れるだけだ。 そうではなく、膝屈伸に合わせて大胸筋を張り、胸を前に伸ばして上半身を回転させれば、あたかも両方の乳首がプロペラのようにぐるぐる回る。 胸の反らし具合をコントロールすれば、両方の乳房を同じ方向に回転させるのも、右乳房は右回転・左乳房は左回転という風に、向きを変えるのも自由自在だ。 

「……」

 50番は両手を2番に向け、指先でもって回転を指示する。 それぞれの指が示す方向が、2番が乳房を回転させるべき方向だ。

「おっぱっ、おっぱっ、ぶるんぶるんッ、おっぱっ、おっぱっ、ぶるんぶるんッ」

 時に右回り、時に左回り、指は始終向きを変えるため、対応するのも一苦労だ。 特に向きを変える瞬間は、乳根が搾め木に掛けられるようにギリギリ痛む。 それでも痛みを顔にださず、あくまでも笑顔で楽しそうに、2番は乳房を、ブルンブルン、振り回した。

「たれちち、たれちち、ぶうらぶら〜ん、たれちち、たれちち、ぶうらぶら〜ん」

 踊りには両手両足をつけるものもある。 四つん這いになって顔をあげた2番は、重力に牽引された乳房を思いきり左右に振り子する。 横乳が両脇に交互に当たり、ペチペチ、乾いた音が食堂に響いた。

「ちくちく、びんびん、ちちびぃーむっ、ちくちく、びんびん、ちちびぃーむっ」

 両手で摘まんだ乳首を、掛け声に合わせて前に引っ張る。 もはや踊りというより一発芸だが、これも1組食堂パネルに示されている立派な『ビーチクダンス』だ。 中途半端に前に引っ張っても50番は首を振るばかりで許してくれない。 ギリギリ、乳首が千切れる寸前まで前に伸ばす。 ポッチリ腫れた乳首を先頭に乳房全体が綺麗な三角錐になるまでひっぱったところで、ようやく2番は『誠意』を認められたのだった。



 ……。


 最後の『ビーチクダンス』を終えたとき、時計の針は終了10分前を指していた。 2番は、号泣こそしてはいないが、涙が幾筋も額をとおり、真っ赤な目で歯を食いしばっている。 それでも笑顔を維持するあたり、2番なりの媚態であると同時に、最後に残された意地でもあろう。 『笑顔』を命令されたのは事実だが、負の感情に打ち克つことは、辱めに対する抵抗でもある。 



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