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熱闘!全裸体育祭
【教師 官能小説】

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第38話 『マンモロダンス』-2

「『ズボズボ踊り』を始めなさい」

「はいっ。 チツマンコおっぴろげて失礼します……んっ」

 2番は右手の人差し指と中指を『くの字』に曲げる。 左手は右手首を支え、両手を揃えて股間正面にもってゆく。 と、そのまま前後に激しく腰を振り始めた。 ただし腕の角度を調整し、手だけはその場から動かさない。 必然的に『空中に浮かんだ自分の手に、激しく腰をうちつける』格好になる。 『ズボズボ踊り』とは、『壁に生えた突起に腰を打ちつけて自慰に励む変態牝』をイメージした『エア腰ふりダンス』だった。

「パコパコ、アッハンッ、パコパコ、アッハンッ、パコパコ、アッハンッ!」

 鼻にかかったわざとらしい喘ぎでもって、膣で指を咥える動きを強調する。 表情も、笑顔に加えて半開きに保った口でもって、だらしなく自慰に夢中になる姿に華を添える。 そんな変態に身を落とすべく振舞う2番に対し、50番はバカにしきった冷笑を浮かべ、喘ぐ2番を眺めていた。

「どんどんいくよ。 次は『クンカクンカ踊り』ね」

「はいっ、く、『クンカクンカ踊り』、踊らさせていただきます、ありがとうございます」

 引き攣った笑顔で2番が応じる。 冒頭50番から告げられた『感謝と笑顔がなければダンスじゃない』との言いつけを、2番は辛うじて守っていた。 

「んうっ……」

 指を2本、膣奥深くに挿入する。 そのまましゃがんだ体勢で腕と指を静止させたと思うと、下半身だけグイグイ動かす。 股間真下から伸ばした指を咥え、腰をネットリとグラインドだ。 ひとしきり股間を掻き回せば、ブチュッ、グチュッ、湿った水音が露骨に漏れる。 2番が手はそのままにして腰を上げると、指から股間にかけて、白く濁った分泌液が糸を引いた。 

「……っ」

 上半身を曲げて顔を下げ、鼻先を指にもってゆく。 引き攣った笑顔のまま、指が鼻の穴に入るギリギリまで顔を寄せて、すうーっ、大きく息を吸い込んだ。

「くっ……くっさぁ〜いん……っ!」

 上目遣いに50番を見上げながら、自分の指を嗅いだ感想を告げる2番。

「くっさぁ〜いんっ、くっさぁ〜いんっ、くっさぁ〜いんっ!」

 四度高らかに宣言する。 と思うともう一度上半身を起こし、静止した指を膣に収めるべく腰を落とす。 グラインドを再開し、恥ずかしい糸を引かせながら腰を浮かせたところで、再び顔を近づけて、くんくん、すんすん、膣汁塗れの指を嗅ぐ。

「くっさぁ〜いんっ、くっさぁ〜いんっ、くっさぁ〜いんっ!」

「アハハハハ! 何言ってんのよ、貴方ほんっと有り得ない! アハハハハッ」

 2番のみっともない宣言に対し、50番が哄笑する。 自分で自分の指を嗅ぐだけでもみっともない上に、情けない掛け声も加わっているのだから、可笑しいのは無理もない。 一方爆笑される側の2番だが、指示がない限りダンスを止めるわけにはいかないため、

 くちゅっ、くちゅっ、ぐちゅっ。

 腰を動かしながら膣を掻きまわしては、

「くっさぁ〜いんっ、くっさぁ〜いんっ、くっさぁ〜いんっ」
 
 ただひたすらミジメな宣言を続ける。 笑うばかりで『次へいけ』という指示をくれない50番は、ますます楽しそうに2番を嗤う。 結局2番は10分以上、自分の膣液を嗅いでは鼻にかかったバカっぽい声で、臭い臭いと叫ばされた。

 膣を真正面から露出して踊る『マンモロダンス』シリーズ、『クンカクンカ踊り』で終わりじゃない。 もっと過酷な踊りが待ち受けている。

 『イクイク踊り』……勃起してカチカチになったクリトリスを扱(しご)きながら腰を振り、30回擦る都度『いくいくいくいく、いっくぅ〜ん』といいながら満面の笑顔で実際に絶頂するという、過酷な踊りだ。 

 『ビラビラ踊り』……大陰唇を上下左右に引き伸ばし、陰唇内側のピンク色した襞をみせ、『ビラビラ、あっはん、ビラビラ、うっふん』と楽しそうに腰を振る踊り。

 『ペロペロ踊り』……途中までは『クンカクンカ踊り』と同じだが、顔を指に寄せる際に、匂いを嗅ぐ代わりに舌を伸ばして指をしゃぶる。 掛け声は『クンカクンカ踊り』と同じだ。 指の付け根まで丁寧にしゃぶり、『くっさぁ〜いんっ、くっさぁ〜いんっ、くっさぁ〜いんっ』と大声で3度宣言し、また膣で指を咥えに戻る。

 『ジロジロ踊り』……M字開脚から背中を丸めて猫背になり、同時に膣を上下に揺すって奥まで披露しつつ、自分も持ち物を覗き込む。 その上で膣の感想を大きな声で3度叫ぶが、例えば『きんもー☆』や『きもっ☆』、『くさっ☆』のような端的な表現が相応しいらしい。 笑顔で『きんもーっ、きんもーっ、きんもーっ』と叫ぶ踊り手は、ほぼ例外なく満面の笑顔の裏で目尻に涙を溜めている。

 やがて食堂のパネルにある『マンモロダンス』が全て終わる。 絶え間なく50番に嘲笑されながら踊る2番は、最後まで笑顔を崩さなかった。 一目で分かるくらい引き攣った笑顔ではあったものの、辛うじて頬と口角を緩め、楽し気な表情を保ちつづけたわけだ。

 ただし、マンモロダンスが終わったとはいえ、まだパネルは残っている。 この時点で、絶対服従週間が終わるまで残すところ30分。 

「ふふっ、ギリギリ全部いけそうね。 まだまだ楽しませて貰うんだから」

 呟いた50番の視線の先には、乳房を揺らす踊りを描いたパネルが並んでいた。


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