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真っ赤なリース
【スポーツ 官能小説】

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第7章 恩師から愛師へ-5

朱音はいつの間にかパトロールに出る度に田澤が現れる事を期待するようになった。たとえ5分でも10分でも2人きりの空間で熱く抱き合えるその時間が物凄く貴重なものに感じていた。別にイカなくてもいい。キスするだけでもいい。田澤と密会出来れば何でも良かった。しかし必ず朱音はイカされてしまうのだが…。朱音の体は田澤に抱かれる度にセックスの味を占めて行った。

バレンタインデーの日、仕事が終わった後に会いたいと田澤を誘うとOKしてくれた。朱音は一晩中田澤に抱かれオンナを燃やした。いつも昼間に密会する時には慌ただしくなるが、田澤はたまに一晩中一緒にいてくれる時がある。その時には田澤に様々なテクニックを仕込まれた。特にフェラテクは徹底的に教え込まれた。朱音は田澤が喜べば喜ぶ程にもっと上手くなりたいと思った。田澤のペニスを咥える事が幸せだった。

今まてセックスを適当に行って来た自分を悔いる朱音。その遅れを取り戻そうと、朱音は田澤が喜ぶセックスを必死で覚えて行く。夏前には田澤を十分に喜ばせる事が出来るまでセックスを極めた。田澤にとって朱音はすっかりエロくていい女…、最高の愛人になったのであった。

夏に一緒に海水浴に行った田澤と朱音。朱音の水着姿は溜まらなかった。グラビア顔負けの見事なプロポーションの朱音が太陽の下、惜しげも無くその肉体を跳ねさせる姿にはすぐ興奮させられてしまう。海の中で挿入もしたし、それでも飽き足らず岩場でもセックスした。そして帰る途中にラブホテルへ寄り再びセックスに興じる。朱音の体には何度でもペニスが復活してしまう田澤。もはや手放せない存在となった。

朱音は田澤の要求に全て応える。拒んだ事は一度もなかった。自分の人生を救ってくれた恩人、自分に女を目覚めさせてくれた田澤に朱音は自分の全てを捧げてもいい、そこまで思っていた。

田澤に言われれば目の前でオナニーも見せる。性器に拳銃を挿入しバイブ代わりに快感を与えられるのも嫌ではない。体を縄で縛られて痛めつけられる事にも幸せを感じる。朱音は全力で田澤に尽くしていた。

好きで好きで仕方がない。県警本部内で常に田澤の姿を探し、見かければ影から瞳と心をときめかせじっと見つめていた。
(あなたは私の全て…。課長…、素敵…。)
他の女と会話している姿を見るだけで嫉妬してしまう。その女を銃で撃ち殺したい欲望にかられてしまう程だ。田澤を喜ばせる事が出来るのは自分だけ…、そう信じて疑わなかった。朱音は自分が田澤を愛する気持ちをコントロール出来ない状態になりつつある事に気づけていなかったのであった。

「そんな女より、私とセックスした方が楽しいですよね?課長…」
遠くから田澤を見つめ、朱音はそう呟いだのであった。


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