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女難?
【その他 官能小説】

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序章-1

皆さんはじめまして、鈴木と申します。
これは僕が体験した不思議な一週間を纏めたものです。
って、誰に挨拶してるんだろう?
何にせよ、あの週は大変だったなぁ、、、

〜〜〜始まり〜〜〜
今日は月曜日。
やはりというか、今日もトラブルに巻き込まれて散々だった。
もっとも、元々運の良くない自覚はあったが、
先週から人のミスに巻き込まれる形で仕事上のトラブルが続いていて心身ともに疲れていた。
帰りの電車は朝のラッシュ程ではないが、詰め込まれて身動きが取りづらい混み具合だ。
僕は平均男性より小柄なので混雑中は正直辛い。
押し潰される感じも不快だし、何より息苦しい。
それがオッサンに囲まれるとなると精神的にもキツい。
所が今日は女性に囲まれている。
もちろん僕は男だし、痴漢に仕立てあげられなければ正直嬉しい。
(やっぱりオッサンと違って女の子はいい香りがするなぁ〜)
なんて呑気に浸りながら電車に揺られていた。
揺れに合わせて回りの女性がより密着してくる。
前からはお尻の弾力を感じ(どこで感じたかは秘密です♪)、
背中にはおっぱいと思われる柔らかさを感じた。
多分このときの僕の顔はにやけるのを我慢して変な顔になってたとおもう。
すると、
「ちょっと、やめてよ!」
小さいながらも強い口調で何かを否定している少女の声が聞こえる。
(痴漢かな?でも、この混み具合じゃどうしよもないよね)
正義感ぶるつもりはないが、目の前で困ってる人がいたら助けたい。
勿論できる範囲でだけどね。
少女の声は明らかに離れた場所から聞こえてきた気がしたので、救助は断念した。
電車は進み、そろそろ降りる駅も近づいてきた。
ホームに到着し電車を降りた瞬間手首を掴まれた!
「さ、さんざん触ったんだから一緒に降りて駅員のところにいきましょう」
そう耳元で囁かれると一人の少女に腕を引っ張られた。
いや、断じて自らの意思で触っていないし、触らないように鞄を持たない手はつり革を掴んでいた。
僕ではない!と言う思いも声に出さなければ伝わらないし、この場合伝えても無意味なのは悟っている。
しかし人間咄嗟の事となると思考が停止してしまうもので、少女に引っ張られつつ歩き出した。
回りの人が無関心に通り過ぎ騒ぎにならなかったのが救いか、、、
思考停止中昨晩の記憶が甦ってくる。
〜〜〜回想開始〜〜〜
休日のため昼過ぎから飲み夕刻に帰宅途中。
(今日はいつもと違うルートで帰ってみよう)
と、思い普段は通ろうとも思わないような裏道を帰ることにした。
やや薄暗い夕刻ではあるが、やはり違った風景を見ながら帰るのは気分も変わる気がする。
「よし!先週は良くない日々だったけど、これで明日から大丈夫なはず?」
等と独り言を言いながら自宅へと歩を進める。
暫し歩いていると
「お主、女難のそうが出ておるぞ」
ふと後方から老婆らしき声がした。
オカルト系は苦手ではないが、不意を突かれると正直ビックリする。
(さっき通ったときはなにもなかったよな?)
恐る恐る振り返ると先程通った交差点に明かりが点っている。
引き返してみると、角のところでこれでもか!と、怪しい奮起気満載の老婆が占い屋の看板と共に佇んでいた。
老婆は此方を一瞥すると何事もなかったかのように俯き沈黙している。
「さっき僕に何か言いませんでしたか?」
この時間この通りは僕しか歩いていないのをわかった上で老婆に訪ねる。
「占うなら金を払いな」
老婆に言われ、過去を思い出す。
何度か体験した事はあるが、大抵嫌な助言?しか受けたことはないし、当たった試しもないのでインチキと決めつけ信じないことにしていた。
お金を払うのも勿体ないし手持ちもなかったので、
そのまま帰宅することにした。
しかし、家についてから老婆の事が気になって来た。
今まで占いは此方から出向いたものばかりで声をかけられたのは初めてだった。
お金を補充した財布を握りしめ先程の交差点までダッシュする。
着いてみると老婆のいた形跡は何処にもなく、寂しげに街灯が灯っているだけだった。
〜〜〜回想終了〜〜〜
(あの老婆本物だった?)
と、徐々に思考停止から回復してくる。
さて、こらからどうしたものか。


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