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熱闘!全裸体育祭
【教師 官能小説】

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第30話 『ペナルティ授業、社会と家庭科』-3

 ……。



 水曜3限、家庭科。 C棟家庭科室にて。 生徒たちは呆然とし、教室中央に用意された甘味の山――缶詰のフルーツ、スイカ、メロン、パイナップル、リンゴその他諸々――を眺めている。 朝、昼、晩ともにオートミールな学園にあって、味があるだけでも垂涎だ。 それなのに、目の前に並んでいるのは喉から手が出るほど懐かしいデザートたち。 少女たちにとって限りなく夢想に近い現実だった。

「体育会優勝できてよかったねぇ。 大したことはしてあげられないけど、まあアレだ、祝勝会のつもりでパーッとやっちゃおう。 材料費は全部あたしが持ってあげるから、遠慮なくおあがりー」 

 家庭科担当はニコニコして、こともなげに言い放つ。 瞳孔をバッチリ拡大させた少女たちは、お互いの顔を見合わせたり、教官の様子を伺ったり、けれど容易に動こうとしなかった。 

「あら? もしかしてお腹いっぱいだった? あ、そっかそっか、唾液を入れなきゃ食べられないか。 アンタらまだCグループだったもんねぇ。 それに、一応合同授業になってるってことは、3組も一緒に参加しなきゃ授業にならないねぇ。 自分たちだけってわけにはいかないから、御馳走を遠慮してるんだね。 なるほどねぇ、みんな優しいねぇ」

 1人でキョトンとし、1人で合点し、1人で頷く。 一貫して勝手に話を進める家庭科担当に気圧され、1、3組生は黙って成り行きを見守っている。

「っていっても、どうしよっかねぇ……3組を参加させるにも、食べさせるわけにはいかないし。 じゃあどうするっていっても、お皿にするのはありきたりだし、全部味付けも調理もすんじゃってるんだよ、これが。 うーん……何とか八方丸く収めるには……」

 家庭科担当が腕を組み、首を傾げる。 と、ものの数瞬も考えぬうちに、

「そうだ! 『ミックスジュース』にしちゃいましょう!」

 ポンと掌をうち、満面の笑みを浮かべた。

「3組のコと、そこにある材料でもって『ミックスジュース』をつくっちゃおう。 まあ、そんなに量はとれないから、1人コップ1杯限定よ。 完成したらアタシが仕上げしてあげるから、終業5分前に乾杯しましょ。 どんな風に3組のコを使うか、何を混ぜるか、オリジナリティの見せ所ね。 楽しみにして待ってるから、さっそくジュース作りにかかって頂戴」

 ということで、家庭科の合同授業だが、急遽ジュース作りに決定した。 道具は、3組生の身体のみ。 すり鉢も擂粉木(すりこぎ)もミキサーも包丁も、何にも無し。 ペアになった1組生が果物を選び、3組生を使ってすり潰すのだが、例えば皮を剥いた『バナナ』を乳房に挟み、両脇を寄せて圧し潰している。 隣では、大口を開けたところに小ぶりなリンゴを押し込み、芯ごと噛ませて楽しんでいる。 膣に剥いた温州を嵌め、膣圧で汁気を搾らせているペアもいれば、肛門に李(すもも)をいくつもねじ込んで、菊の蕾にコップを宛がう1組生がいる。 そんな中、比較的素直な方法で、すなわち太腿に柔らかめの果物を挟み、股を締めて圧搾して、閉じた股間に果汁をなみなみと湛えている3組生もいる。 ポタリ、ポタリ、ポタリ……陰部や恥部を活用して果実を搾るのは難しい。 苺のように柔らかいものはすぐに売り切れ、残るのは洋梨やオレンジ、パイナップルにスイカといった手強い連中ばかりになって、搾る速度は落ちる一方だ。

 ゆっくりしか搾れないが、1組生徒たちは楽しそうに作業を続けた。 顔を真っ赤にして膣圧を高め、或はきばり、或は息んで股間から果汁を滴らせる3組生徒と対照的だ。 果物の匂いを嗅ぐだけでも楽しくなるんだろう、温州を奥まで一杯に頬張らされた3組生徒の膣に鼻づらを宛て、うっとりしている少女もいる。 

 コップに果汁が一杯になるまで、平均して30分。 どの少女たちも、最後の一滴が表面張力でコップの縁から盛りあがるまで、たっぷり搾る。 1人ずつ、コップを恭しく教官に捧げ、飲料許可の印に痰を吐いてもらい、乾杯の準備は完了だ。 笑顔で乾杯する1組に対し、匂いを嗅ぐだけかがされてお預けをくらった3組生の表情は、勤めて無表情を作っていても口惜しさと切なさは隠せない。 

 モニター越しに両極端な生徒たちを眺めるにつけ、勝者と敗者の絶対的な差を噛みしめざるを得ない8号だった。


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