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処女懐胎実験
【ロリ 官能小説】

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第2話 『司祭にとって』-3

 教会掲示板の前で、人々が足を留めるようになった。 目当ては掲示板片隅に据えた中型モニターで、薄暗い画面に楚々とした割れ目が蠢いている。 特製下着が中継する少女の性器だ。 スピーカーからは、少女の愛くるしい鼻唄が聞こえる。 研究の一環として、一般大衆にも『処女膜を回復する措置』を取っていないことを知らしめねばならず、このように少女の膣は24時間衆目に晒されているのだが、少女はまだ気づいていない。 それどころか、自分が24時間監視下にあることも知らないだろう。 だから、これほど天真爛漫に歌い、寛ぎ、水を浴び、私に恥ずかしい告白を為し、破裂音を伴って毎朝豪快に排泄することができるというもの。 もしも自分の放屁や、肛門で圧搾される便塊の軋みが逐一中継されていると知れば、神父の前の排泄ですら碌にこなせなかった少女である。 とても今までのようにはいかないだろう。

 定期検査の際、少女が股間を押しつけてくるようになった。 特に陰核をくじる時は覿面で、私に気取られていないつもりか知らないが、真っ赤な顔で、わざと視線を宙に泳がせながら、クイクイと腰を擦りつける。 私はそしらぬ体で便乗し、陰核をしごきながら摘まんだり、軽くつねってやったりする。 適度な刺激はバルトリン腺を活性化するし、新陳代謝が早まれば恥垢の生産も軌道に乗るしで、少女が性感に目覚めることはいいことだ。 ただ、過度に性的刺激に溺れ、指で無理矢理ほじったりして処女膜を傷つける事態は避けねばならない。 適度な刺激で性欲を滾らせつつ、堅い意志で自己発電は認めない。 私は少女に会うたび、性欲と慎みの狭間で絶妙なバランスを取らせながら、懸命に平常心を保とうとしながら煩悶に喘ぐ少女の健気な姿を、心行くまで堪能した。

 神父から報告を受け、少女をエコーで診断した。 股間に映えた突起物から、お腹の中に男児がいると判明した。 目出度いニュースだ。 周産期調節剤で少女の排卵日を調整し、射聖を排卵日の末日に集中させ、野菜を食べてカウパーの粘性を偏らせ、少女の食事を菜食にかえて膣内液性をコントロールするなどあらゆる方法でY染色体入り精子をサポートしたつもりだが、それでも最後は運になる。 もし、ここで妊娠した赤子だったら、もう一度最初からやり直し。 別の処女を見つけるところから始めねばならない。 
 男児妊娠。 余計な手間が省けてよかった。

 少女から母乳が出始めた。 『赤子に授けるに相応しい味か確かめる』と適当なことをいって、最初の母乳は私が干した。 とても美味とはいえない。 ただ、少女の未成熟で固い乳房が、急激に丸みを帯びて成長する様子は一見の価値がある。 まな板に過ぎなかった宗が検査するたびに膨らみ、今では片手に収まらないほど脂肪がついた。 若さゆえに発達した大胸筋が乳房を吊っていて、ロケットのような、小ぶりだが張りのある双乳だ。 乳首も色素の沈着が薄く、綺麗な桃色に輝いている。 薄い胸板に顔を埋めて桃色乳首を吸うと、柄にもなく童心に帰る。 何千何万と乳房を弄んできたというのに、飽きずに揉んだり捏ねたり掴んだり、時を忘れて遊んでしまう。

 10月上旬、初めて少女に陣痛の兆候があった。 早過ぎるが、無理もない。 初産で、しかも13歳になったばかりの痩せた体だ。 一人前の胎児を育むには子宮が小さすぎるし、当然だが、産道も膣も一人前には程遠い。 体が本能的に妊娠の危険を察知し、少しでも胎児が小さいうちにお産に入ろうとしたんだろう。 ただ、そんな勝手は許されない。 これはただの出産じゃない。 3月25日に妊娠し、12月25日に出産しなくてはいけない。 どれほど胎児が大きかろうと、産道や膣が引き裂かれようと、ホルモン分泌が狂おうとも、関係ない。 陣痛抑制剤を通常の2倍打った。 これで当分は不慮の陣痛から避けられるだろう。 出産まで、まだ2ヶ月残っている。 

 12月上旬、久しぶりに少女に会った。 お腹はパンパン、いや、カンカンにはっている。 神父によれば胎児は順調に育って3000gを越えており、羊水の量を合わせると15キロに達するとか。 元々の少女が30キロちょっとだったことを考えれば、お腹が占める凄まじい存在感もやんぬるかな。 陣痛抑制剤を4日に1度注射しており、そのせいで神経が昂り安眠できないらしい。 目の下に大きな隈ができていた。 またロバの行程が辛いそうで、お腹が揺れるたびに腹を殴られるような痛みがあるらしい。 とはいえ、そんなことは些細な問題だ。 布団に横たわった少女の股を拡げて――立つとお腹がたゆんで下着が隠れるため、点検できない――チェックすると、どうやら処女膜は無事だ。 いつも通りの饐えた香りに、恥垢がビッチリ隙間なく覆った鋼鉄の処女膜。 一頻りクリトリスを弄ってやると、出産間近というのに少女は悶え、身体をピチピチ跳ねさせる。 かつては小魚のようにしなやかだったが、どっぷりした腹がだらしなく垂れて、今ではセイウチやトドの類。



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