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処女懐胎実験
【ロリ 官能小説】

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第1話 『少女にとって』-4

 しばらくしてあたしの体が変になった。
 ウンチが止まらない、おしっこが止まらない――でも本当は何にも出てない。 
 お腹がいたい、吐く、吐きそう、吐くときは汗だらけで訳が分かんない。 

 司祭様がやってきた。 司祭様は、あたしの体の向きを変えて、膝を立たせながら足を広げた。 いわれるとおりに息んで、息を吸って、息んで、息を吸って、あたしは藁の上でジタバタしたと思う。 オマンコが裂けて、身体がバラバラになるくらい痛くて、口が勝手に『産まれるー、産まれるー』と大声をだした。 其処から先は、あまり覚えていない。 ずっと、すごく長い事苦しくて、多分あたしは死ぬんだろうなって思った。 夜明け前に司祭様が『でかした』といって、それで急に楽になったから、多分あのとき赤ちゃんが生まれたんだと思う。 気を失ったから、詳しくは知らない。

 あれから2日。

 赤ちゃんとは会っていない。 あたしでは育てることはできないから、司祭様が引き取ってくださることになったみたい。

 1週間お休みをもらった。 銀製の下着じゃない、普通の、木綿の下着を履いてもいいことになった。 行水も、何より御手洗いが普通に出来るのが嬉しい。 食事も、ちょっぴり量が増えた。 おっぱいは、毎日司祭様が赤ちゃんの代わりに吸ってくださるから、司祭様がいらっしゃるのが待ち遠しい。 おっぱい、随分大きくなったな、って思う。

 お休みが終わったら、もう一度神様が子供を授けてくださるらしい。 またあの痛いのをと思うと、絶対イヤだ。 痛いのがイヤであたしが泣いたら、神父様が慰めてくれた。 『今度はロバに乗らなくてもいい』とか『下着は普通のものでいい』とか『二度目のお産は軽い』とか。 よく分からなかったけど、『あと6人授からなくちゃいけないんだから、2人目くらいで弱音をはいてはいけない』とも言われた。 それでもあたしがベソをかいてたら、鞭で叩かれた。 鞭は、トイレを嫌がって以来。 何度も何度も謝って、どうにか許して貰った。

 もう泣かない。 
 神様が授けてくれる運命なんだから、その通りにした方がいい。 そしたらきっと、また司祭様が褒めてくれるし……。

 また明日から。 辛いけど、神父様の言う通り、あたしは泣かずに頑張ります。 

 

 ……。


 2世紀頃の民間伝承に、新約聖書外典『ヤコブの原福音書』があり、それによればマリアは12歳で受胎告知をうけ、老人ヨセフと婚約し、イエスを産んだ。 出産時の年齢は12歳〜13歳になる。

 6世紀頃の民間伝承に、新約聖書外典『ヨセフの歴史』があり、それによればヨセフは14歳のマリアと婚約、2年後に受胎告知を受けたことになっている。 出産時の年齢は16歳〜17歳になる。

 聖書『ルカ伝』では、マリアの妊娠を知ったヨセフは、当時の律法で『夫以外の子供を身籠った女は、石打ちの刑(=死刑)』と決められていた罰からマリアを守るため、婚約し、マリアが身籠ったのは自分の子だと周囲に説明したという。 なお『ルカ伝』は、医師ルカにマリアが直接話した内容をルカ自身が時系列に沿ってまとめたもので、イエスの死後まもなく報告書として世に出された。 

 聖書には出産時のマリアの年齢が不肖だが、当時のユダヤ人初婚年齢が15歳なこと、マリアはヨセフの婚約者(結婚適齢期以前)だったこと、イエスの後にもマリアは6人以上の子供を産んでいること等を『ルカ伝』と民間伝承に照合すれば、マリア妊娠は『12歳』、マリア出産は『13歳』の出来事になる。


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