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処女懐胎実験
【ロリ 官能小説】

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第1話 『少女にとって』-1

第1話 『少女にとって』




 『キリスト教』――少女を虐げる。

 『司祭』――少女を管理する。

 『処女膜』――少女を証明する。

 『処女懐胎』――少女を試みる。 

 『12月25日』―――――……


 ……――――少女が新しい生命を世に出す日。




 
 去年の8月15日。 あたしが12歳になった誕生日。 
 12歳になる誕生日、あたしにプレゼントされたのは、よく分からない純銀製の下着。 お尻のtころに穴があいていて『Oバック』というらしい。 これから毎日銀の下着を履くように、とおばあさんに言われた。 そうして、重たい下着を腰につけたまま、あたしは教会に連れていかれた。 おじいさんも、おばあさんも、あたしを置いて帰ってしまって、そして、そのままあたしは神父様に預けられた。 それからずっと神父様の下で暮らすことになるなんて、その時は思いもしなかった。

 夜、神父様が司祭様を連れてきた。 何でも正直に告白しなさいといって、変な飲み物を飲まされた。 これまでやってきた悪い事を聞かれて、犬に餌をあげなかったことや、学校を仮病でずるけたことや、嫌いなおかずを残したことを喋った。 悪い事、恥ずかしい事を話しているはずだのに、不思議なくらいスラスラ喋ったことを覚えてる。

 最後に、お前は処女か、と聞かれた。 処女の意味は知っていたから、素直に『はい』と答えた。 司祭様はニッコリ笑って『本当かどうか調べるよ』と仰ったので、あたしはやっぱり『はい』と答えた。  裸になって、足を広げた。 純銀製の下着を脱いで、全部見せた。 自分で拡げなさいといわれて、その通りにした。 司祭様の鼻息がくすぐったかった。 司祭様は、やっぱりニッコリ笑って『本当だったね』と仰って、あたしの頭を撫でて下さった。

 それから、あたしの生活は一変した。

 まず、学校に行かなくても良い事になった。 勉強は教会に設えたあたしの個室でやる。 勉強といっても、数学やラテン語はしない。 もっぱら聖書の暗誦だ。 今では、旧約聖書限定で、節の頭さえ教えて貰えたら、そこから先は大体いける。 

 ごはんが減った。 堅いパンとスープばかりになって、それまで窮屈だった服がピッタリになった。

 本を読む時間が増えた。 本だけは沢山あって、教会の図書館を好きに使って良い事になったから、友達と遊ぶことはなくなったけど、あたしは退屈しなかった。 

 歩き方を変えた。 歩幅を小さくして、いつでも爪先を内側に向けて、なるべく足音を立てないようソッと歩く。 神父様からは『太腿同士がいつでもくっついているように』と、口を酸っぱく注意されて。 2週間くらいして司祭様があたしを見に来た。 思いきり内股で歩いてみせたら、『これなら膜が破れることもなかろう』といって、ニコニコしていた。



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