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熱闘!全裸体育祭
【教師 官能小説】

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第28話 『ペナルティ授業、数学と美術』-2

 そんな生徒の様子に頓着せず、数学担当は説明を続ける。

「『曜日』はお臍の形です。 臍というか、腹筋というべきかもしれません。 お臍がお腹にめり込むくらい凹ませれば『月曜日』、逆にお腹をパンパンに張ってお臍が拡がれば『日曜日』です。 お腹の凹み具合と臍の見せ方で『月』から『日』まで表現しましょう。 これは明確な基準がありませんから、時計として個性を発揮できる数少ないポイントです。 使いやすい『牝時計』を目指して、分かりやすくお腹を上下させてください。 宜しいか」

「「はいっ」」

 返事だけは立派だが、果たしてどれくらい解っているか未知数だ。

「午前と午後はクリトリスで表示します。 勃起状態ならば『午前』、包茎状態なら『午後』。 手を使わずに、クリトリス自身の勃起で包皮を捲れるように頑張りましょう。 Dランクが正式に就任する『牝時計』には、他にも乳首のダイヤル操作で『アラーム機能』を追加したり、尻字で『年』を示したり、色々細かいオプションがありますが、さしあたって貴方たちにそこまでは求めません。 『分』『時』『日』『月』『午前午後』の、たった5つだけです。 我ながら緩い気もしますが、今日は合同授業ですから特別です」

 モニターしている12号も同感だった。 せっかくだから徹底的に3組生徒を貶めた方が面白いのに、ただ授業の教材にするだけでは、いまひとつ興がのらない。 

「わたしから時刻を指定しますので、3組さんが『牝時計』になりましょう。 指定から5秒以内に時計を完了させること。 2組さんは、3組さんが正しい時刻を指しているか確かめて、もしも間違っていればビンタで教えてあげなさい。 ただし、正解の時刻を指しているのにビンタしたり、間違っているのに気づかなければ、2・3組さん両方ともわたしが指導します」

 どうせ指導といっても、平手で頬なり乳房なりをひっぱたくだけだ。 12号が見る所、数学担当のS性、学園でも指折りに乏しい。 

「いきますよ。 1月1日、午前1時0分」

「「はいっ!」」

 ばばっ。 3組生徒は答えるなり、指定通りに身体を定める。 左脚をまっすぐ伸ばし、右足をくの字に曲げて親指だけ立て、両手で時計の針をつくる。 そうしておいて臍をベコンと凹ませて、晒した陰唇の付根ではムクムクと紅い珠が起きあがる。

 バシッ、バシッ、バシン。

 あちこちで1組生徒が頬を張る。 ほとんどが『クリトリスの勃起が遅い』ことによるビンタだ。 10秒以内に自力で皮を剥けなかった『牝時計』たちは、平手打ちのあとクリトリスをシコシコされ、他人の手で勃起させられた。

「2月2日、午前2時0分」

「「はいっ!」」

 バシッ、ビシッ、バシッ。

「3月3日、午前3時0分」

「「はいっ!」」

 ビシバシ、パァン、スパァン。

「4月4日、午前4時――」

 ポーズが違ったり、手の動きが遅かったり、お腹の動きが曖昧だったり、様々な理由で『牝時計』はビンタの嵐だ。 時折判断が遅れた1組生にも、教官から平手が飛ぶ。 このあとは延々『ポーズ』と『ビンタ』が繰り返すのだろう。 先の展開まで見えたところで12号はモニターから離れた。 もう少しドギツイ展開を期待したが、最初はこんなところだろう、とも思う。 やはり座学系より実技系の方が、見ている側は面白い。





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