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濡レ羽色ノオ下ゲ髪
【ロリ 官能小説】

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飼育と教育-3


 円藤による蹂躙が始まると、遥香は四つん這いのまま大きく伸び上がり、弾けんばかりの肉体に興奮の色を浮かべた。口を開け、舌を出し、見えない位置から叩き付けられる男根の太さに恐れをなす。
「いや、いや、あん、いく、あん、あん、いく、やめて、いっちゃう……」
「遥香の子宮に、俺の精子をたっぷりご馳走してやる」
「やだ、中に出さないで……」
 遥香の祈りも虚しく、膣内への射精は果たされる。同時に遥香も達してしまうのだが、硬さを失わない円藤の陰茎がふたたび動き出すと、痙攣する小さな体に新たな火が灯る。
「あぐっ、うっ……」
 胎内から逆流してくる精液が遥香の太ももを伝い、白い線を描きながら垂れていく。それを追うようにして分泌されたばかりの愛液がだくだくと流れ落ちる。
 天井と床がひっくり返るような感覚は、すぐにやって来た。膣は収縮をくり返し、肺が酸素を欲している。ひゅう……ひゅう……という細い呼吸音は、絶頂の余韻がおさまるまで続いた。
 もう許して、私が何をしたっていうの。
 呪われた運命に遥香は絶望した。悲惨な犯され方をした挙げ句、妊娠までさせられ、やむをえずシングルマザーになったという女性はめずらしくないらしい。これはニュースアプリで閲覧した記事の受け売りだが、未成年の少女が被害に遭う割合も増えているらしく、その背景にはネット依存の問題があるのだと遥香は思っている。いわゆるSNSと呼ばれる交流サイトが、かならずしも性犯罪の温床になっているとは言わない。
 ようするに利用する側のモラルが欠けているのだ。一時(いっとき)の快楽を得るために、大人たちはさまざまな罠を巧妙に仕掛け、日常の至るところで今か今かと目を光らせている。いかにも十代の少女が喜びそうな餌を撒いておいて、接触してきたところを捕獲し、性的な見返りを要求するのが彼らのやり口だ。
「知らないおじさんについて行っちゃ駄目よ」
 そんな親の言いつけを守る子どもが、果たしてどのくらいいるだろう。大人の世界に強い憧れと偏見を抱いているからこそ、子どもは親に反発して正しい道から逸れてしまうのだ。
 反抗期の遥香とて例外ではない。親の干渉から逃げ出したくて、家出を考えた時期もあった。
 そんな時に相談に乗ってくれたのが、目の前にいる円藤だった。彼は遥香の複雑な心境を黙って聞いてくれた。これといったアドバイスはもらえなかったが、悩みを聞いてくれたことが遥香には嬉しかった。
「俺は遥香の味方だからな」
 あの言葉に嘘はなかったはずだ。それなのに、まさかこんな仕打ちを受けなければならないなんて。
「田舎の中学校の芋娘が、あんまり調子に乗るんじゃねえ」
 あの頃とはすっかり別人になってしまった円藤は、くり返し逃げようとする遥香のことを捕まえては、その体内に男根を埋めてわななく肉を犯し尽くした。
 円藤が凌辱をおこなうたびに、遥香の肌のところどころには火傷を負ったような痕が浮かび上がる。
「おまえたちはバンビの群れだ。学校っていう巨大な檻で飼育されている、セーラー服を着た奴隷なんだよ」
 円藤は明らかに狂っていた。性暴力で遥香のことを支配し、愛液を吸ったベッドの上でがむしゃらに腰を振った。
 その狂気が伝染したのか、欲求に逆らえない遥香は何度もオルガスムスに到達し、これがほんとうの躾なのだと自分自身に言い聞かせ、やがて恍惚の中で気を失うのだった。


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