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濡レ羽色ノオ下ゲ髪
【ロリ 官能小説】

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輪姦ごっこ-1




「なかなか立派な別荘じゃないですか」
 建物に着くなりお世辞を述べたのは、三人の教員の中ではいちばん年下の円藤だ。テニス部の女子部員に対してもとにかく褒めちぎる彼は、自分の株を上げるためなら嘘も平気でつく。
「さあ、遠慮なくどうぞ」
 家主である川島が一歩退き、謙遜することもなくゲストをもてなす。
 玄関でサンダルからスリッパに履き替えた遥香は、微妙な面持ちで居室に上がらせてもらった。
 建物は二階建てになっていて、一階部分にはキッチンやリビングなどが、そして二階に寝室があるらしく、部屋数はそこそこ充実している。
 換気をすると言って川島がそこら中の窓を開けてまわる。空調設備も整っているようだが、網戸からの風だけでも十分涼しかった。
「あのう、私はどうすれば……」
 誰にともなく遥香は訊いた。何がしかの指示を出してもらわないと、次の行動に移れない。
「そうだな、とりあえず先生がみっちりしごいてやる。それが終わったら昼飯にしよう」
 そう言うとポロシャツ姿の川島は教材の束を脇に抱え、手持ち無沙汰な遥香のことを別室に連れて行く。
 まさかそこでエッチなことをされるのかなと遥香は心配したが、そうではなかった。どうやら本格的に勉強を教えてくれるようだ。そんな川島の態度に遥香はちょっとずつ警戒心を解いていく。
 ところで残りの二人はというと、円藤は近くの川へ魚釣りに、櫻井はテラスで読書に耽っているらしく、どちらも姿が見えない。
 どうせならシーラカンスでも釣ってくればいいのに──と遥香は密かに思った。
 結局、川島による個別指導は午後にまで及んだが、その後の昼食では庭でバーベキューをしたり、食後には円藤を相手にテニスで汗を流すなど、遥香にとっても至れり尽くせりの合宿初日となった。
 やがて夜になり、夕飯のパスタを早々と平らげた四人はリビングに移動し、和気藹々(わきあいあい)とトランプに興じる。
 まるで修学旅行のような浮かれた気分の遥香は、ババ抜きで連勝を決めるとさらに気分を良くし、若さゆえの解放感に酔いしれていく。
「あーあ、負けちゃった」
 と、ここで初めて遥香が一敗を喫すると、今まで陽気に笑っていた櫻井が妙なことを言い出す。
「罰ゲームだな」
 その声に賛同するように、川島と円藤もうんうんと首を縦に振る。
「私が負けた時だけ罰ゲームだなんて、そんなのずるい」
 遥香は膝を叩いて抗議したが、嫌な予感が半分と、期待する気持ちが残りの半分を占めていた。それはすなわち、十四歳の少女の体が女になるための準備を始めている証拠でもあった。


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