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濡レ羽色ノオ下ゲ髪
【ロリ 官能小説】

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花も恥じらう乙女たち-2


 その背中に小声で悪口を言う男子生徒がいたが、遥香はそういうのが苦手な性格なので、聞かなかったことにした。
 それにしても放課後に残れとは、一体どんな用事なのだろう。
 そんなことを考えながら遥香は昼休みを過ごし、午後からの授業中にもしばしば櫻井教諭の顔を思い浮かべた。あまり思い浮かべたくない顔ではあるが、致し方ない。
 やがて放課のチャイムが鳴り、生徒たちが一斉に席を立つと、遥香は数人の女子生徒と連れ立ってテニス部の部室へと向かう。
 セーラー服からジャージに着替えた部員たちが、三々五々にグラウンドに出て準備体操を始める。
 昨年と同様、今年も十名以上の新入部員に恵まれたおかげで、遥香の所属するテニス部は大所帯にまで膨れ上がり、大いに活気づいていた。といっても一年生のほとんどが初心者なので、新入部員たちの指導は二年生に任せておいて、大会を控えている三年生がコートを占有するというのが通常のスタイルだった。
 背の高いフェンスに囲われた環境の中、若い娘たちの黄色い声とボールの弾む音が飛び交い、その様子を二宮金次郎の銅像が静かに見守っている。
 この日の遥香の調子はまずまずだった。たまに打ち損じたりしてもすぐに修正できたし、落ち込むほどのミスでもなかったので、今日の自分はおそらくずっとこうなのだろうなと思うことにした。
「集合!」
 テニス部顧問の円藤(えんどう)が大声を張り上げる。
 一年生から三年生までの全部員が彼を中心にして輪になり、今日の反省点などを熱く語る顧問の言葉に耳をかたむけ、それぞれが思いを新たにしたところで解散となった。
 相変わらずの円藤の熱血ぶりに、すぐに音(ね)をあげる新入部員も少なくないが、今年はどうやら大丈夫なようだ。
「円藤先生、今日もすごかったね」
 部室で着替えている時に友人の真鍋由希子(まなべゆきこ)から話を振られ、「うん、そうだね」と遥香は曖昧な返事をした。なぜなら、あまり触れて欲しくない話題だったからだ。
 でも確かに円藤先生はすごいなあ、と遥香も思っている。
 では何がすごいのか、それは彼の股間の膨らみのことだった。遥香や由希子だけでなく、ほかの生徒のあいだでもかなり有名になっている話なのだ。
 年がら年中ジャージ姿の円藤は、トレードマークのホイッスルをいつも首からぶら下げていて、すれ違う生徒たちを掴まえてはくだらない冗談を披露したりしている。


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