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匂いの香り
【熟女/人妻 官能小説】

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突然の別れ-2

キスをした、理恵子の唾液がいつもより甘く感じる。
確かに孝太郎の事を狙っている女子アナやタレントは多いいが理恵子のネットワークが恐くて、うかつには手を出せない。
それに孝太郎は理恵子に束縛されるのが楽しいし本当に愛している。
それは理恵子とのセックスの相性がいいし本当に尊敬しているのだろう。
「理恵子さんを越える女なんていないよ。アソコの匂いも最高だよ。」
「もう、変なこといわないで。」
「本当だよ、洗って無くてもいい匂いだよ。ぼくの大好きな匂いなんだ。」
理恵子は孝太郎がマンコをさわった指を匂ったり、脱いだパンツやパンストを匂ってるのを見たことがある、気まずくなると思って黙っていたが、それを見てまた濡れてしまう。
「理恵子さんの汗もみんな理恵子さんの体から出るものはいい匂いがするんだ。」
それは孝太郎が理恵子の事が好きだからそう感じるだけで、何も思ってない人なら臭く感じるだろう。
「あーんコウちゃん、ほんとにもう〜、だから洗濯物、匂ってたのね。」
「えー理恵子さん、知ってたの?」「うん。」
「えー、……ごめんなさい、もうしません。」
「いいのよ カワイイ変態さん。」
2人はベッドで絡みあっている。理恵子は自分が孝太郎に執着していると思っていたがそれ以上に孝太郎が理恵子に執着していた。
理恵子は毎晩求められるのがつらい時もあったが、孝太郎の機嫌が悪くなるので、無理をしても付き合っていた。
全国に教室があるので、無理矢理 出張をしてインターバルを開けていた。
その時はわざと汚れた下着を洗濯機に溜めておいた。
明らかに置いてあった場所が変わっていたがその事には触れないようにしていた。
恥ずかしい嬉しさもあった。

結婚して半年が過ぎた、あい変わらず孝太郎は理恵子の尻を追いかけていた。
「コウちゃん、今日は、休ませて、身体がダルいの。」「大丈夫?明日病院にいく?」
「んー休んだら治るかな、お風呂入るね。」
理恵子がなかなか風呂から出て来ないので、覗きにいくと湯槽に浮かんでいた、慌てて浴槽から出して心臓マッサージと人工呼吸をした。救急車を呼んだがなかなか来ない。
泣きながら心臓マッサージと人工呼吸をつづけたが呼吸が戻らない。
「理恵子さん、戻ってきて早く、理恵子さーん。」
救急隊員がやって来た、担架に乗せて一緒に救急病院に向かう。
救急隊員も心臓マッサージを続けている。
集中治療室に入って行った
酸素マスクをした理恵子が病室のベッドで眠っている。命は助かったが意識不明の重体だ。
担当医から説明があった。
脳死状態だこのまま10日待たずに亡くなるらしい。
理恵子は1週間後、静かに息を引き取った。
新聞や週刊誌には小さく記事が載っていた。
孝太郎は脱け殻の様になっていた、生け花教室は理恵子の名前で生徒を集めていたので、亡くなった今は求心力は無いから閉鎖していくしかないだろう。
吉田さんにすべての事務処理を任せた。
弁護士から理恵子の遺産の目録と生命保険の金額を見て腰を抜かした、とんでもない量だ、理恵子がいかに孝太郎を信頼していたかが分かる、わざわざ51才で結婚はしないだろう。恋人関係のままでもよかったのに。
都内の小さな賃貸マンションに引っ越した、自分の収入で住める家賃だ、理恵子の遺産は手をつけない様にした。
二人で住んでいたマンションは広すぎるし理恵子との思い出が多すぎる。
洗濯籠の理恵子の下着の染みが生々しく理恵子のアソコを思い出す。泣きながらゴミ袋に押し込んだ。


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