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真っ赤なリース
【スポーツ 官能小説】

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第3章 刑事魂-9

物音が聞こえた瞬間、慌ててアタッシュケースを閉めて何食わぬ顔をしてスマホを弄る美弥妃。2人が戻って来るとスマホから目を離すのが惜しいような仕草で顔を上げた。
「おまたせしました。では契約をしましょうか。」
「ええ。」
もはやセレブの仲間入りをしたかのような表情と振る舞いを見せる美弥妃。契約書にサインをすれば東京での輝かしい未来が待っている、そう思って疑わない瞳の輝きは2人を大いに喜ばせる。

「では契約書…の前に…」
ペンを貰おうとして手を出した美弥妃が、えっ?と言うような表情を見せる。そんな美弥妃の座る長いソファに2人わ美弥妃の両隣に座った。
「まずは自分らが雇うキャストが一体どんな女性なのか、良く知る必要がありますからね…。フフフ」
「えっ?」
美弥妃も酒に酔い理性を失くした客を数え切れないぐらい接客してきた。美弥妃の危険察知能力はそれほど鈍くはない。経験上、今の雰囲気が危険か危険ではないかの判断はついた。とっさに立ち上がろうとする美弥妃の肩を抑え、再びソファに腰をつかせる2人。美弥妃の目には2人の表情が良からぬ類のものに映る。

「な、何するのよっ!!」
2人の手を払い除ける美弥妃。女な抵抗、犯行の動作が2人のスイッチが入るきっかけなのであった。
「だからお前がどんな味を持つ女なのか確かめるって言ってんだよ。」
澤田の口調は変わっていた。
「何言ってるの!?意味分かんない!」
「まー、脳みそスカスカなカリントウ女には分からないかもな!」
さっきまで紳士的であった小森の態度も急変していた。
「じゃあ馬鹿な女にも分かるような簡単な言葉で言ってやるよ…。つまり…ヤらせろ、だ。へへへ」
男の手4本で体を押さえつけられる美弥妃。激しく体を揺らすもソファに押し付けられてしまう。
「そ、そんな必要ないでしょ!?どうしてヤらせなきゃいけないのよ!!」
「飼い猫は飼い主の言う事は聞かなきゃならないんだよ!」
「まだあなたらに飼われた覚えはないわっ!まだ契約書にサインしてない!」
「バーカ!お前既に心はあの中に詰まってる札束と契約してただろ?大金にあんなに目をキラキラさせやがって。ハハハ!」
「こ、こんな事するならお金なんて要らない!離して!帰る!」
「お前は馬鹿だけど子供じゃないからこのまま帰れない事ぐらい分かるだろ?分からないならまた簡単な言葉で言ってやるよ。お前は今からオレ達に輪姦わされる…輪姦れるも分からないかもな。じゃあもっと簡単に言うと、レイプされるんだよ。へへへ」
「どうしてあんたらなんかにレイプされなきゃいけないのよ!?」
「バーカ!それがレイプだろ?犯されたくない相手に犯されるのがレイプってもんだ。そんな事も分からない馬鹿女なのか?ハハハ」
「!?馬鹿にしないで!!」
2人はわざと美弥妃に屈辱を与えて反抗させているのだ。憎らしくなれば憎らしくなる程に犯し甲斐がある。美弥妃はその思惑通りに激昂していくのであった。


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