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熱闘!全裸体育祭
【教師 官能小説】

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第18話 『長縄飛び、綱引き、大玉転がし』-2

「感電しても感情は表に出さないよう、ショックを受けても見苦しい振舞いはしないよう、あくまでオゲレツ、お下品に行動するよう躾けてあります。 もし見苦しい挙動をみせた生徒がいましたら、後日といわずその場で指導しますので、お気づきがあればお知らせください」

 恭しく伺いをたてる教頭。 南原は眉でハの字をつくり、上下に動かして同意をしめした。 もちろん、電流ショックでこけたり呻いたりする生徒がいたとして、一々問題にするつもりなどない。 

 そうこう話すうちに生徒が整列する。 2人が前にでて、黒々とした大玉に小ぶりで固そうな尻を向けた。 指揮台でマングリ返し――学園では第5姿勢というらしい――で膣にピストルを挿入した生徒が、股間をしきりに弄っていた。 放送が『位置について』と促したところで、指揮台の少女がビクンと痙攣する。 途端に、パァン、股間のピストルが空砲を放った。 

 ゴロゴロ、コロコロ……。

 あとは、一見すればごく普通の『大玉転がし』だった。 尻から飛びつく様にピョンピョン大玉に尻を中てる光景は、確かに滑稽ではあるものの、事前に予想した程には違和感がない。 ああ、ボールにじゃれているなぁ、ボールの動きに振り回されているなぁ、くらいな感想だ。 時折、ビクン、不自然に体が跳ねる時があるが、感電ショックによるものだろう。 さぞかし身体が痛むだろうが、苦悶を顕わにする生徒も、その場に蹲る生徒もいなかった。

 プログラム3番。 Bグループ生による『綱引き』

「Bグループ生による学年競技です。 どうでしょうか。 先ほどの生徒に比べれば、膣、オケツ、乳房ともに、だいぶ成熟しているのがお分かりかと思いますが」

「……」

 女性の体を、やれ膣だ、やれケツだ、そんな風に見てしまうようになった自分に対して少なからず失望しつつ、南原は直接返事をする代わりに、眉を動かして同意を示す。 Cグループに残っている少女特有の固さというか、青々しさが薄れる代わりに、柔らかそうで抱き心地よさげな肉づきをしている。

「変わった縄ですねぇ。 結び目が多いのは、たんに保管が雑というわけでもなさそうだ。 どれも同じ大きさに揃えてあって、等間隔に並べてある」

「仰る通りです。 本学園の綱引きでは、手の使用を認めていません」

 入場してきた生徒たちが縄に沿って行進し、対抗するクラス同士、縄を跨いで対峙する。 それぞれの股直下に拳大の『結び目』があった。 

「ということは、あの『結び目』を膣で挟んで引っ張り合うんでしょうな」

「いえ、そうではありません。 上級生とはいえ、膣に瘤(こぶ)すべてを頬張れるならともかく、上から膣口で挟むだけでは、綱引きに耐えうる牽引力を発揮するには至りません。 本学園の指導不足による、生徒の膣入口の膣圧不足です。 至らない演技をお見せすることになり、学年指導部に代わってわたくしから、お詫び申し上げます」

「……お気になさらず」

 予想が外れて自嘲気味に呟いた南原に対し、

「結び目にできた瘤には、てっぺんに瞬間接着剤が塗ってあります。 ここにクリトリスをくっつけたのち、クリトリス越しに綱を引っぱり合うスタイルが本学園の綱引きです。 本来であれば綱の結び目にクリトリスを挟ませたり、先ほどおっしゃったように瘤を膣で包んで引っ張る方が見栄えがするのですが、如何せん縄の重みに耐えられず、現在の仕様になりました。 接着剤は膣液を塗れば剥がれますから、競技後に素早く絶頂して縄を外すよう躾けています。 競技当初は、競技中に膣を濡らして接着剤がはがれてしまう不届き者も複数おりました。 ですが本番でそのような醜態は晒しますまい」
 
 教頭は畏まって説明した。

 パァン、号砲一下、競技が始まる。 

「「エス、エムッ、エス、エムッ」」

「「ぱい、おつッ、ぱい、おつッ」」

 グラウンド全体に響く、勇壮な掛け声。 妙な語感はさておき、気合だけは伝わってくる。 股にくっついた縄を大勢でもちあげ、掛け声にのって腰を前後に揺らし、まるで集団による股間縄洗いだ。 声の大きさの割に腰の動きが鈍いのは、クリトリスを引き伸ばされる苦痛の大きさ故だろう。

「「エス……、エムッ……、エス……、エム……ッ」」

「「ぱい……おつッ……ぱい……おつ……ッ」」

 腰を振りつつ摺り足で後退しようとするため、中々綱の位置が変わらない。 結局決着がつくのに要した時間は、優に5分を超えていた。



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