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熱闘!全裸体育祭
【教師 官能小説】

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第17話 『全裸体育祭、開会式』-2

『開式の辞。 教頭先生よろしくお願いします』

 放送に合わせ、パリッとしたスーツ姿の女性がテントから現れる。 教頭だ。 さっきまで南原の隣に傅いていたのがウソのように、堂々とした立居振舞で檀上に登る。 学園の教頭といえば、Aランクの中でもソコソコ実績を出して初めて着任できる上位職だ。 生徒に対し威厳をもって接する姿こそが彼女本来の佇まいなんだろう。

『全校生、きをつけッ』

 ババッ。 教頭がマイクの前に立ったところで生徒達が倒立した。 逆立ちした下半身でもってがに股をつくり、尻を窄めて股間をせりだす。 数百並んだ恥丘が、ビシッ、あたかも自分が『頭』であるかのように真っ直ぐ聳(そび)える。

「生徒諸君。 晴天に恵まれた今日の佳き日に、こうして体育祭を無事に催せる運びとなりました。 様々な助力を得て現在に至ることを肝に銘じ、普段の学園生活で培った本領を存分に発揮し、悔いの無い姿を披露しましょう。 諸君の健闘を祈ります」

『全校生、礼ッ』

 ペコリ。 生徒には上付きが多いようだ。 教頭に股間の奥まで見せるには、浅いお辞儀では至らない。 どの生徒も倒れるギリギリまで逆立ちしたまま股間を晒すため、低い場所にいる南原からでも、大抵の生徒の膣襞まで視界に入った。

『続きましてご来賓の方々を代表し、文武科学部中等教育庁準次長、南原拓哉様よりお言葉を賜ります。 南原様、よろしくお願いいたします』

「やれやれ……」

 南原は内心で『仰々しい』と舌打ちしつつ、檀上に登る。 教育監査という役目柄、全国の学園で挨拶する機会は多いが、いつになっても気が重い。 無難な言辞でお茶を濁せばいいだけなのだが、南原は自分が話す内容については、毎回一字一句に拘ってきた。

『全校生、きをつけッ』

「みなさん、おはようございます」

 シーン……返事がない。 ただの屍のようだ。 声を出す代わりに、2割ほどの生徒が逆立ちした下半身を広げ、肛門を微かにヒクヒクさせた。 殿方に直接声をかけることは牝には認められていないため、『肛門発声法――肛門で口の形を模し、相手に解読してもらう視覚介在言語法――』で挨拶を返したと推測できる。 

「一所懸命に生きる姿は美しい。 どんな時代でも、美しいものにこそ価値があります。 今日は、1つでも多くの美しさをみなさんから教わりたく、ここに来ました。 みなさん自身も体育祭を通じて、自分達の美しさを発見できることでしょう。 お互いに佳き日であることを祈念し、挨拶とさせていただきます」

『全校生、礼ッ』

 繰り返すお辞儀。 拡がった膣を、なることなら奥の子宮口までみせるべく屈める下半身は見たくない。 南原は早々に踵を返し、椅子をたった時と寸分変わらぬ姿勢を維持している生徒会長に跨ると、そっと優しく腰を下ろした。

『全校生徒を代表し、体育委員長より、選手宣誓をいたします。 体育委員長A9番さん、よろしくお願いします』

「はいッ!」

 生徒の中から朗々とした返答があった。 やってきたのは、さきほど壇上から行進の全体指揮をしていた少女だ。 指揮台に登って生徒たちに一礼し、クルリと来賓席に向き直る。 右手を斜め上に掲げると、

「宣誓! 私たち生徒一同は! 生きているだけでオゲレツなオマンコ牝として! せいいっぱいオマタを広げ! いつかオマンコしていただける日に備え! 全身をオマンコにするため全身全霊を尽くして! オマンコ競技することを、ここに誓います!!」

 カパッ。 閉じていた膝がしらがぱっくり開く。 くっつけた左右の踵にお尻を載せる勢いで、しゃがみながら開帳すれば、見事に満開の女性器がはしたなく四方に伸びきって、皺1つない陰唇があった。 

「皇紀29年、9月27日! 生徒代表、体育委員長A9番!」

 一度広がりきった女性器は復元力を失ったのか、容易に縮まろうとしない。 しばらく南原の眼前に握りこぶし大の膣孔を呈したのち、

『A9番さん、ありがとうございました』

 放送に促されてから、体育委員長は膝を閉じて生徒の中に戻っていった。

『国旗、学園旗、各クラスの代表旗を掲揚します。 来賓のみなさま、被り物を脱帽の上でご起立するようお願いします。 どうか掲揚台にご注目下さい』

 パゥー、プヮー、パァー……ン……。

 掲揚台は来賓テントの後ろにあった。 さきほど行進の伴奏を勤めた吹奏楽部が国歌を演奏する中、見慣れた日の丸が掲揚棒の先頭をすすみ、ペンと女性器を象った枠の中に『2』をあしらった学園旗が続く。 2本の掲揚棒の隣に控えた3本のポールでは、1本につき1人ずつ、開脚して股間を来賓・生徒に晒した少女が取りついて、額に汗を滲ませながらよじ登っている。 

「なんだあれ……?」

 怪訝さゆえに呟いた南原に、教頭が少女たちを解説した。 



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