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海外赴任
【フェチ/マニア 官能小説】

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家政婦との小旅行-17

綺麗な指先に指を絡ませた僕は、何も言えずに鏡に映る侑香の姿を眺めながら歩きだしていた。綺麗なレッドソールを響かせて歩く侑香の脚音が響いていた。目の前を歩く侑香の細いウエストを確かめ、耳元に響くレッドソールに視線を落としていた。柔らかそうな細い脹脛が透明感ある肌艶で揺れていた。美しい太腿の先には、踊るように上下に弾む若いお尻が丸見えだった。

見事なスタイルだった。
脚元から聳える艶めかしい生脚に狂気の興奮を感じるフェティシズムをはっきりと自覚していた。倒錯的な行動を欲する欲望に心の全てが支配されてしまっていた。

「侑香、そのまま湯船に入ってくれるか?」
「良いよ。脚が好きなんでしょ」

前を向いで歩く侑香はさらっと事実を告げて浴室のドアを開けていた。真っ白なタイル張りに踏み出した高級ヒールの踵は、路面凍結したアスファルトを踏み込む様な見事な力加減で広い浴室をゆっくりと歩いてた。

初めての体験だった。
浴室を歩く赤底ヒールの色彩が、天窓から差し込む太陽の光に反射して極上の赤色で輝いていた。本物の赤色を照らす真っ白なタイルに視線を落とし、目の前の細い脚首に何一つ傷がない綺麗な肌を目の当たりにした僕は、普段から怠らない手入れを行う20歳の女性の強さに感動していた。

「着いたよ、座ってよ」

広い浴室の奥に、僕の為に用意された背凭れ付きの透明のクリスタルソファーが置かれていた。

「これは、何だ?」
「見た通りだよ。椅子。そんなことも分かんないの?」
「いや、浴室に椅子って何だ?」
「いいから座ってよ」

侑香は踵に力を込めて僕の身体を椅子に促していた。綺麗な脚線だった。目の前に聳える生脚は、太陽光に反射した産毛の水滴を虹色に輝かせていた。光を背にして座らせる侑香の裸体は、背中の産毛をありありと輝かせていた。

思考が覚醒する体感に鳥肌が立ってしまっていた。凄い状態に連れだした女だった。20歳の女性が出来る行動を超えている。太陽の光に包まれる女性の姿は、美しい大きな身体の影を漂わせて脚元の黒いヒールをひときわの輝きに変えていた。

「侑香、お前一体何者なんだ?」

白いタイルで仁王立ちする侑香は、小さな顔を傾けて太陽の光に可愛らしい素顔を晒して笑っていた。

「これが豪華ペンションの私のお仕事」

格好良い女の言葉だった。
究極のフェティズムに応える最高級の対応だった。目の前のヒールに視線を落とした僕は、信じ難い角度で直立した勃起の生汁が垂れる体温を感じ取っていた。

「なぁ、フェラチオしてくれないか?」

震える声で呟いていた。目の前で聳える侑香の股間は、太陽の光に反射した陰毛の水滴が美しく輝いていた。


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