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熱闘!全裸体育祭
【教師 官能小説】

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第3話『膣圧トレーニング』-2

 ……。


 体育教科を担当する上で一番誇らしい瞬間は、と聞かれたとする。 答えは、担任をもっているならいざ知らず、副担であるなら『体育祭で担当クラスが優勝した時』という答えが一番ポピュラーと思う。 それは、わたしにしても同様なわけで。

「膣と肛門の訓練、要するに膣圧とケツ圧なんだけど、この2つは、普段の授業だと専ら『持久力』が中心になってて、意外と『瞬発力』は甘いんだ、これが」

 第1姿勢――肩幅に脚を広げ、背筋を伸ばして胸をそらし、身体を正面にひけらかすことを主眼とした姿勢――で直立する生徒たちは、身じろぎせずに注視している。

「体育祭にしろ何にしろ、事が勝負に関する限り、勝敗の分かれ目は一瞬だよね。 つまり、お前たちのオマンコとケツ穴が、肝心な時に相手より強く締められるかどうかが剣ヶ峰になる。 綱引きとか棒倒し、棒曳き、あとは障害物競走なんかが最たるものかな」

 特に綱引きにおいて膣圧が占める割合は90%だ。 基礎体力で勝てる種目なんだから、是非とも2組にとって欲しい競技の1つ。

「で、どうやって鍛えるかっていうと、コレ」

 取り出したのは、いかにも水を弾きそうに艶々した、それでいて角の無い柔らかそうな土の塊。 かつて幼年学校で工作につかった、緑色の『油粘土』。

「まずは直径5センチくらいの棒に伸ばす」

 ヨジヨジ、コネコネ。 粘土を両手で捻りながら長細くし、

「よいしょっと」

 適当な長さで千切れば完成だ。 生徒達の様子から察するに、わたしがこれから粘土で何をするのか、大部分の生徒は気づいている。 ポカンとしてるのは、1番や8番、あとは29番といった、普段から勘が鈍い面々。

「これを膣、ないし肛門にいれて、ひたすら細かく股間で喰いちぎって。 小さい粘土の塊にわけてみんさい。 千切った塊はすぐ外に産む。 でなきゃ子宮に詰まって大変なことになっちゃうから。 千切って出して、ちぎって出して……そうだなぁ、1日100個ばかり塊を産んで1ヶ月もすれば、膣圧にして5キロは上がるだけの負荷がある。 パワー系種目で勝負するなら、膣トレとケツトレは絶対必須。 ま、やり方自体は簡単だから、あとは百聞は一見に如かずでしょ。 誰かに見本を見せてもらおうかなぁ……」

 チラリ、目線を送る。 既に予想していたのか、29番は視線があうなり前にでてきた。 変にオドオドしたり、嫌そうな素振りをしたり、視線を逸らすようなことはしない。 29番という少女、勘は悪いが、態度は堂々としていて好感がもてる。

「……そうね。 はいコレ。 あんまり太いと千切るのが大変だから、最初は細いくらいで丁度いいよ」

「はいっ。 失礼しますっ」

 粘土塊を受け取ると、その場に素早く蹲踞する。 手にした粘土を長く伸ばし、クラスメイトに向けてパックリ広げた膣に挿入する。 わたしより若干長めの粘土棒を、

「ふっ……んっ……ふんっ……」

 むにっ、むにっ、むににっ。 挿れては締めちぎってひりだし、ひりだしては挿れ直す。 その度に短く息む29番の股下には、瞬く間に粘土団子が小山を為し、まるで三方に載せた月見だんごの風情。 

「ふっん、んんっ、んっ、んいっ……!」

 けれど余裕で粘土団子をちぎっていたのも束の間、15個を超えたあたりで、一定だったリズムが崩れ始める。 息む仕草も心なしかさっきより本気で、お腹の底から搾るように息んでいるよう。 それはそのはずで、膣で全力を出せる回数がそうそう多い訳もない。 
「よし。 それまで」

 ぷにゅん。 30個目の粘土団子を膣から転がしたところでストップをかける。 

「んはっ……はぁはぁ……あ、ありがとうございましたぁ」

 息を弾ませる29番。

「連続で30回出来るなんて、かなり上出来な部類よぉ。 普通は15回で止まるんだから。 あとは、回数は増やさなくていいから、少しずつ粘土を太くするわけ。 直径10センチの粘土棒を一息で喰いちぎれるようになれば完璧ね。 いきなり10センチは絶対ムリだから、0.5センチずつ増やしていって、体育祭前日くらいにピークをもってくること。 別に10センチに達してなくても構わない。 やりすぎて壊れちゃったらもとも子もないからね。 粘土は、これも自分達で調達なさい。 千切った塊を繋げたら何度でも使えるから、5キロもあれば事足りると思うよ。 いい? 理解できた?」

「「はいっ!」」

 口をそろえる2組生徒の前で、

「さっそく明日から自主トレします!」

 元気な29番の声。 さっきまで青い顔で息をあげていたというのに、もう顔色が元に戻ってて、ちょっとだけ引いてしまった。 このコがタフなのはいいとして、どんだけ〜、って気がしないでもない。

 脚、腕、そして股間。 これでメインの自主トレは教えた。 基礎体力の向上は彼女たちに任し、わたしは種目をビシバシ鍛える。 上手く歯車が合うことを祈りつつ、最後にモノをいうのは自主性だ。 1組の教科担当にどこまで迫れるかは未知数だけど、1学期の借りを返す意味でも、全力で2組を引っ張るつもり。


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