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女王と俺の奇妙な日々
【ファンタジー 官能小説】

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女王の力-2

「Jes, jes. Kaj mi mem faros tion al vi. Mensogi estas unu granda puno ĉe ni. Doloras tre multe por viroj la pilkoj kaj la kaco, se ili estas eĉ batitaj, ĉu ne? 」
(そうだとも。それも、私が自分の手でしてやるさ。ここでは嘘は重大な罪だからな。玉とおちんちんを叩かれるだけでも男にはひどい痛みなのだろう?)
自分の股の前に手刀を縦に振り下ろす仕草を笑顔で女王はしてみせた。
「Ĉu vi jam iam faris tion? 」
(やったこと、あるんですか)
しかし、俺がそう聞くとふと真面目な表情になり
「Ne! Kaj volonte neniam. Kastrado estis la laboro de mia patrino. Ŝi ne estis reĝino. Ĉu vi scias, ke ŝi kastradis ĉiam nur permane, sen iu iloj. Supozu, kiom la viroj suferis tiam. Mi faros la saman al vi. 」
(無い。願わくば、やらずにありたいものだ。去勢は母の仕事だった。母は女王ではなかった。母はな、分かるか、何の道具も使わないで、いつも素手で去勢していたよ。男がどれだけ苦しんだか想像してみろ。私はお前にもそうするからな)
ということは、それまでは男もここにいた訳だ。
女王は続けた。
「Ŝi mortis pro ĉiuj virinaj malsanoj. Mi pensas, ĝi estis unu formo de rezistoj de ŝia virina korpo. 」
(母はあらゆる婦人病にかかって死んだ。女の体がそういう形で反乱を起こしたのだと、私は思っている)

女王が案内したのは闘技の練習場だった。女たちがたくさん、個々に二人組で練習していた。
女王を見ると全員、動きを止めて敬礼した。
「Mi montru al vi. 」
(見せてやろう)
特に俺が紹介されることもなく、恐らくはいつもの決まった手順に従って、全体が動き始めた。
一人ずつ素手で女王に向かっていく。女王はそれを捌いて投げ飛ばす。あまりに簡単に相手が倒れていくので、一見演武かと思ったが、相手は息を切らしている。
二人組、四人組と女王の相手は増えていく。それなのに結果は変わらず、ついには二十人という異常な数が倒されてしまった。まるで女王が動くのに合わせて倒れていたり、腕を女王に差し出したりしているように見えた。演技でないなら、相手の動きを読んでいるか、惑乱して誘導しているのか。背後から蹴り込んでいく者などは、女王に振り向かれもせずに、他の女をぶつけられたり、カウンターに後ろ蹴りを当てられたりして倒れた。
女王の合図で稽古が終わった時には、女たち殆どが直立できないほど疲れていた。女王本人には息切れさえなかった。
これまでの経過をただ見ているだけの女たちもいた。師範級の者と、他は言うなら少年部だろう。
ここに到って、いきなり俺が引き出された。女たちの並ぶ前に立たされたと思ったら、また下半身を裸にさせられた。女たちがどよめいた。
「Jen estas unu vera viro tute normala. 」
(ここにいるのは全く普通の、本物の男だ)
そう会衆に言ってから女王は俺のほうに
「Juuĝi, prenu miajn manojn kaj puŝu. 」
(由自、私の手を取って押してみろ)
言われた通り、差し出された両手を掴んだ俺は、女王が力で押してきたので、そのまま押し返した。
鍛えてあっても女の力だった。女王が膝をついた時、また周囲にどよめきが起こった。
手を離して立ち上がる時、女王が指先で俺の睾丸を弾いた。突然のことだったので、完全に身を緩めていた俺は、飛び上がってから倒れ込んだ。
そんな俺をよそに、女王は
「Per forto ni ne povas venki virojn. Estu rapidaj kaj celu la fatalajn punktojn! 」
(力で男に勝つことはできない。素早くあれ、そして急所を狙え)
それから、横になったままの俺の側に女王はしゃがんで、陰嚢をさすりながら、俺だけに聞こえる声で言った。
「Pardonon. Hodiaŭ vespere vi povas bati min. Aŭ vizaĝon, ventron aŭ mamon, egale mi ne evitu. 」
(すまない。今晩、私を殴っていいぞ。顔でも腹でも胸でもな。避けはしない)
しゃがんでいる女王の腰巻の股の所が、目立つほど濡れているのに俺は気づいた。先刻の名残に加え、陰嚢に手を触れた体が反応しているのだろう。それを見て怒りも屈辱感も収まった俺は
「Prefere mi eniros en la anuson. 」
(お尻に入れさせてもらうほうがいいです)


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