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まつりのあと
【女性向け 官能小説】

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2-6

「はああんっ!!」


一際大きい声が出てしまったのは、彼の舌がそのスリットの間にねじ込んできたから。


舌という柔らかく濡れた器官が秘部に触れただけで、その快感の破壊力は凄まじく、全身に鳥肌が立つ。


「つ、筒井くんっ……こんなこと初めて……」


淡白な筒井くんとは、オーラルセックスなんてしたことがなかったのだ。


フェラを要求されることもない代わりに、クンニをされることもなかった彼とのセックスに、あたしは驚きを隠しきれなかった。


「亜沙美が悪いんだろ? こんなにも挑発的な格好をするんだから……。もう、手加減しない。イタズラいっぱいしてやる」


「ああっ、あっ、あんっ、やあっ」


彼の舌がクレバスを何度も行ったり来たりする。


恥ずかしさと、想像以上の快感に脚を閉じ掛けても、彼はあたしの膝をガッチリ掴んでそれを許さない。


「ダメだよ、脚閉じちゃ。亜沙美の恥ずかしい所を俺に全部見せなきゃ」


「い、いやっ……!!」


「いや? こんなエロい下着つけて説得力ないよ? ホントはお前はこういうのが大好きなんだろ? クリもこんなに固くしやがって……」



「あはぁっ!!」


唇で、熱くなった陰芽を軽く食まれると身体がビクンと仰け反った。


筒井くんが、いつもの筒井くんじゃないみたい。






「ああっ、あんっ、ああんっ!」


執拗なほどの舌技は、その後もしばらく続いた。


軽い絶頂ならもう何度も味わされて、身体は汗だく、息もハアハアと上がっていた。


なのに、筒井くんはそれでもなお許してくれなくて、優しくもあたしの秘部への攻めを止める気配がなかった。


グチュ、グチュと膣を指で掻き回され、優しく舌でクリトリスを弾かれ、もうあたしの意識はぶっ飛んでいきそうだ。


「つ、筒井くん……もダメ……これ、外して……」


いよいよ拘束されている状態が辛くなってきたあたしは、ポロポロ涙が溢れてきた。


軽いMっ気があるあたしだけど、やっぱり気持ちが高ぶれば、こんな拘束から逃れたくなる。


彼の身体に抱きつきたい。お互い顔を見つめあって、キスをしたい。


「筒井くん……キスしてぇ」


少し涙まじりの声で、そうねだると、すぐに大きな両手があたしの頬を挟んだ。


「え、ちょっと待っ……!!」


驚いて声が出たけれど、彼の唇がすぐさまあたしのそれに重なって、言葉は途切れてしまった。






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