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永遠の番い
【ファンタジー 官能小説】

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とわの-3


寂しくて悲しくて、昨日までの私は一体何だったのだろうと自問する。

「理由を・・・教えてよぉぉぉ・・・ぉ・・ぉ」

それでも何も言わずに、悟は泣き崩れた私の目の前に座り視線の高さを合わせた。
そっと両手で私のほほを包み込み、親指で私の涙をぬぐう。

「ごめん。俺の勝手な理由なんだ」
「だから!それを教えてって言ってんのよっ!」

私の部屋に2人で帰ってきて何時間が経ったんだろう。
デートをして・・・そう今日はデートだった。
いつものように悟は優しくて
そして私の部屋に来て夕飯を作った。
いつものように美味しいと2人で食べて。
いつものようにエッチをして
いつものように一緒にシャワーを浴びた。

そう。全部全部いつも通りの休日。
いつも通りの日曜日だった。

いつも通りだったのに。

そんな前兆も全くなかった。
なのに何で?

何で突然、今日で終わりにしようなんていうの?





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