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アスラ王子のおもちゃ
【調教 官能小説】

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出会い-4

悔しさからなのか、感じたことのない快楽のせいか、目が潤む

そんな姿を見たアスラが、部下たちを静止する。
「それくらいにしておけ。女だということはわかっただろう。」

中途半端なところで止められ、部下たちは不満そうだが、アスラの言うことにさからえなかった。

アスラは、シルキアに対して、ひねくれた独占欲が芽生えたのだ。
あいつは、俺のおもちゃだ。俺の手で、初めてイカせて、快楽に耐えきれず涙が落ちるさまを見たい。
そんな感情が、部下たちを静止させたのだった。

ただ、部下たちが早期にこの事を漏らしたら、シルキアが手に入らなくなってしまうかもしれないと思い、
「おい、アルティア。あれじゃ部下たちがかわいそうだろう。あの部下たちに、女を用意して、1週間くらい、ヤらせてやれ。」
「んー、まぁーいいけど。」

そう言うと、部下たちの目が輝く。
「そういうことだ、とりあえずここを出て外の部屋で待ってろ」
と言うと、部下たちはゾロゾロと外へ出ていった。

シルキアの元に寄ると、力の入らない身体を弱々しく震わせ、涙目なのに強い目力で、アスラを、睨み付けるのだった。

その表情を見て、アスラが、思っていた以上に、いい女だ。気高さも感度も。これから、俺が女であることをじっくりゆっくり体に教えてやろう。これから、楽しみだ。くくくっと内心笑っている。

「まぁまぁ、そんなに怒るなよ。お前はこれから、俺の騎士になるんだから。それとも女になりたくなったか?」

「誰がお前なんかのっ!」


そう言うと
「くくくっじゃぁ、俺の国で俺の騎士になるんだな?」

シルキアは、無言になる

「弟は、俺の手の中だ。逃げたりするなよ。」
少しドスの効いた声でアスラが耳元でささやいた。

シルキアは恐怖心を感じるも、大切な弟のため、負けるわけにはいかないと、必死に気丈に振る舞う。

絶望的な状況の中で、いつかきっと好機が来ると信じて、戦う覚悟を決めたのだった。


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