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こと子チャン独奏会
【学園物 官能小説】

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暑い 熱い アツい夏休み-3

 それから時々、ぼくはこと子と音楽室にしのびこんでは、オルガン演奏の録音につき合っていた。
 立秋を過ぎたころだった。
 『立秋は秋の始まりではない。その日から秋に向かっていく、言わば夏の頂点なのだ。』と誰かが言ってた通り、暑い暑い日だった。

 「今の曲、『冬の星座』やろ。」
 ぼくは合図を見て、ポーズをかけて言った。
 「うん。二回繰り返して弾いたったんや。」
 「なんか、今の季節に聴いたら変な感じやな。」
 「ほんまやね、今と反対の季節の曲やもんね。」
 「そやけど……今でも夜明け前には、オリオン座とかすばる星とかはのぼって来とるんやで。」
 ぼくとこと子は、二人ともパンツ一枚のほぼ裸で、そんな会話が出来るくらいになっていた。

 「さて……と、」
 こと子は珍しく、譜面台に楽譜を立てた。
 「一発、大曲に挑戦するからね。」
 そう言って、合図のあとにこと子はおごそかに演奏を始めた。
 (あ、これ『ラ・フォリア』とか言うたかな……)
 これまで もっぱら歌の伴奏のような曲を奏でてきた こと子が、純粋な「旋律」を奏ではじめた。
 ひとつの旋律がいろんな装いをこらして奏でられて10分くらいたっただろうか……ようやくこと子の合図が出た。
 「やったな。ごっつい良かったで。」
 そうぼくが言っても、こと子の返事がない。あっ、と思う間もなくこと子は、鍵盤の上でフラフラと頭を揺らしはじめた。
 「どないしたん?」
 ぼくがこと子のそばに行くと、こと子はボソボソと言った。
 「暑い…… メッチャ暑い……」
 こと子がおかしい。ぼくは夢中でこと子を抱えあげて、少し開いている窓のそばにある机に寝かせた。
 (どないしよ……風があらへん)
 ぼくは急いで校庭側の窓に近寄り、思いきって窓に手をかけた。
 (バレたらバレたで仕方ない)
 そう思って窓を開けた。ところが、少し開けた窓のすき間から、すごく勢いのいい風が吹きぬけてきた。
 (うわ〜 涼しい………)
 ぼくはこと子のそばに戻った。こと子は勢いのいい風をいっぱい浴びて、
 「ああ…… ここ、メッチャ気持ちいい……」
 と、目をつぶってうっとりしている。
 (よかった しばらくこの涼しい風で身体を冷やそう)
 ぼくはそう思いながら、こと子の片手が気になった。
 (パンツの中が、気持ち悪いのかな?)
 こと子の片手が、パンツの中につっこまれてモゾモゾ動いている。ぼくはサッと、こと子のパンツをずらしてしまった。
 
 思いがけないものが見えた。
 そこは、女のお股の間にほかならなかった。
 ぼくの顔はお股の間近に吸い寄せられた。
 そこには、ひとすじの合わせ目以外、何もなかった。
 (すごい、初めて見た。
 あのエロ本の黒い四角のむこうには、こんなキレイなモノが隠れとったんや!)
 でも、ぼくは本物を目の当たりにして、
 (どっからオシッコが出るんやろ…… そんで、どこにチンチンつっこむんやろ……)
 と、謎を深めていた。
 そんなぼくの気持ちをたぶん知らずに、こと子は意外なものを見せた。
 モゾモゾお股をたぐっていたこと子の中指が、合わせ目の下の部分に当たると、ピッタリ閉じていた合わせ目に少し太いすき間が現れはじめた。
 「うっ、う〜ん。」
 こと子は中指を少し曲げて、そのすき間に指先を押し当てている。気がつくとこと子は脚を拡げて、合わせ目を涼しい風にさらしている。

 (ここか……ここなんだな。ここがチンチンをつっこむ場所なんだ。……そして、こと子は……いま……オナニーしてるんだ……)

 ぼくはこと子のオナニーを見つめながら、自分のチンチンをいじっていた。ぼくの記憶にしみついた、エロ本の写真の黒い四角のむこうを、こと子のお股とぼくのチンチンとに置きかえて心の中にうかべて。
 さっきまでオルガンを奏でていたこと子の指は、いま、セックスを独奏していた。
 


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