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【母子相姦 官能小説】

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前篇-4

母の運転する車が自宅の前を通り過ぎた。
私は一瞬何が起きたのかわからなかった。
近付いていたはずの自宅が再び遠ざかって行く事が現実とは思えなかった。
私は半ば信じられないような気持で目を丸くして母を見た。
私がじっと見つめていると母は気づいてはいるはずだったが何も言わずに、真っ直ぐに前を見ていた。
私はその時の母の様子を見て今夜何かが変わるような予感がして急に落ち着かなくなった。
呆けたように母を見ている私に母は「お腹すいたでしょ、晩御飯食べて行こうか」と言った。
今思えばそれは口実だったろう。
部活の間に母が持ってきてくれていた夜食を既に食べていた私はそれほど空腹ではなかった。それでも当時まだ出始めだった深夜営業のファミレスで飲み物と気持ち程度のスープとパンだけ食べた。
その途中で母は店内の公衆電話から父に電話をしていた。
もうとっくに終わっていた「練習が長引いて‥」という言葉が母の口から出た。
会計を済ませて店を出るとファミレスの駐車場に車を置いたまま私たちは歩き出した。
特に大柄でもない母よりも頭一つ半は小柄な私の方が低い。
細い道から少し歩いていくと小さな公園にたどり着いた。
10時を過ぎた住宅街の公園はファミレスのあった公道とは違って静寂が満ちていた。
母は周囲を憚るように公園前の道から繁みで見えないベンチに二人並んで座った。
静かな風が吹き抜ける公園でこの時初めて私は母に思いを伝えた。
大変な恥ずかしさと焦りでその告白はとても拙く、母親でなければ理解しきれないようなものだったろう。
初め母は自分と夫の夫婦生活が息子に盗み聞きされていたことに恥ずかしさよりも戸惑いを感じている様子だった。
そして今では自分たちの夫婦生活が息子を苦しめていることにも驚いていた。
それから沈黙が続いて、私もなにも言う事ができなかった。
ふと6月の生暖かい夜の風も凪ぎ、虫の音だけが響いていた。
公園内の灯りも頼りなくベンチの方は薄暗いし、足元は真っ暗闇に近い。
母は黙ったまま顔を私に寄せてきた。
何、と振り向こうとしたその時、私の唇には母の唇が押し付けられていた。
私は驚きのあまり、硬直していたが押し付けられた母の唇はわずかに開けられ、母の舌が私の唇を押しあけるように舐められた。
やがて私も導かれるように唇を自分から押し付けると私と母の鼻と鼻が当たった。
鼻と鼻を擦りつけ合うように唇を重ねながら母は私の頬に手を伸ばして引き寄せられた。
今思えば公園に行ってから出るまで1時間もいなかっただろう。
唇を重ねてから一言も話さなくなった。
やがて母は手を伸ばして私のジャージ越しにペニスに触れてきた。
擦るというよりも硬さや大きさを確かめるように全体を揉むように手扱きをしてくる。
私は生まれて初めて誰かから性的にペニスを触れている快感に感動すらしていた。
やがてジャージだけ脱がすと、下着の隙間から私の幼いペニスを取り出して直接母の手で刺激を受けた。
母の柔らかな手の感触にあえぎながら母の様子を見ると母は真っ直ぐに私の小さなペニスが扱かれているのを見据えていた。
手慣れた様子で私のペニスを弄られると初めての私ではたまらず、腰を浮かせ始めると母は私の限界が近い事に気づいたのだろう。
間もなく汗ばんだ母の手に溜まった精を吐き出したのだが、射精するタイミングを見計らって母は手のひらで先端を塞いで飛び散らないようにしてくれた。
優しく性のことなど縁遠いと思っていた母だったが、やはり15年以上人妻としての時間を過ごした経験からこうした経験もそれなりに積んでいるようで落ち着いているように見えた。
それが14の私には何とも不思議で意外な感じがしたのを覚えている。
それから何も話さないまま母はティッシュを取り出して私のペニスと自分の手についた精液を拭き取ると車に戻って家に帰った。
その後母はたまにだったが、私の自慰を手伝ってくれるようになった。
親子ゆえにそのきっかけは一言も言葉を交わさなくても成立した。
父と母と私が三人で夕食をしている最中でも母をチラチラと見ていると母は目でわかったと言ってくれた。
それから父が風呂に入っているわずかな間に母の手扱きをもって私のペニスから精を吐き出させてくれるのが習慣だった。
不思議と時間に余裕のある父が帰宅前とか外出時にそうしたことは一度もなかった。
母の自慰手伝いのお陰か高校受験で苦しんだ記憶は特に残っていない。


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