投稿小説が全て無料で読める書けるPiPi's World

僕の憧れたバレリーナのチュチュ
【ショタ 官能小説】

僕の憧れたバレリーナのチュチュの最初へ 僕の憧れたバレリーナのチュチュ 6 僕の憧れたバレリーナのチュチュ 8 僕の憧れたバレリーナのチュチュの最後へ

バレエ少女として-1

浩美は、先生から渡されたファンデーション、バレエタイツ、レオタード、シューズを

言われた順番に着替えていった。

バレエで女の子が普通に着ているものでも浩美にとっては、ひとつひとつを着るたびに

体が女の子へと変わっていく気持ちに恥ずかしさ、切なさ、温かさ、気持ちよさを覚えて

いく。

ゆっくりとゆっくりとそのバレエアイテムの感触を味わくかのように頬を赤らめ眼は移ろい

少しだけ口元が開いて・・・


浩美はレオタードを着る前にシューズを履き始めた。

それは、浩美がレオタードを最後に着たかったからだった。

そして浩美は、黒のキャミソールのレオタードの肩ひもを両手に摘まんで目の前で見て、

浩美 「・・・これ着たら私・・・バレエの女の子になって・・・」

浩美は、そのまま下にレオタードを下して右足、そして左足を通した。

それからまたゆっくりと上に引き上げて、浩美の小股にレオタードの股の部分が接触

したとき体がさっきよりも熱くなってきて切ない気持ちが押し寄せてきた。

浩美はそのままグーっとレオタードを引き上げてキャミソールの肩ひもを両肩にかけた。

浩美の小股がレオタードを引き上げるたびに強く押しあてられる感触にまた切なさが

こみ上げてくる。

全部着終えた浩美は、恥ずかしい気持ちの中で立ってるのが精いっぱいでレッスンする

場所、みんながいる場所まで歩いて行けるのか心配になっていた。


浩美 「・・・・泣きそう・・」


浩美は、この格好でみんなの前に出る事にドキドキして心臓が張り裂けそうになり、

体全部が自分じゃない感覚のまま立ちすくんでいた。


浩美 「ああ、どうしよう もうすぐみんなの前にでなくちゃいけない・・」

   「きっとみんなから笑われる・・・」

   「きっと、一緒にレッスンしたくないって言われる・・・」

   「やっぱり、もうやめよっかな・・・脱いで着替えて帰ろう・・・」


浩美は、あまりにも恥ずかしくて逃げ出そうとしていた。

着替えてから10分・・いや30分くらいたっただろうか。

逃げ出そうとしたとき、ノックの音が。


 コンッ! コンッ! コンッ!

いずみ「浩美ちゃん、着替えた? 入るわよー」


浩美 「あ、はい、・・・・(あ〜〜もうだめ)」

いずみは、ドアを開けて着替えた浩美の姿を見て口を開いて驚いた。

いずみ「あ、 あ、 ひろ・み ちゃん? よね・・・」

浩美 「はい・・・着替えました でも やっぱり私恥ずかしくてだめかも」

   「みんなからきっと嫌がられるにきまってます・・・だから・・・もう」


浩美は泣きそうな声で震えて言った。


いずみ「浩美ちゃん? 今私がお部屋に入って浩美ちゃんを見たとき思ったの」

   「私の目の前にいるのは、やっぱり浩美という女の子だったって・・・」

   「私を信じて」

浩美 「・・・・」

いずみ「みんなには浩美ちゃんのこと話した」

   「みんな・・・喜んでいた」

   「バレエの仲間が増えてうれしいって」

   「早く見てみたいって」

   「誰一人、偏見な目でみるような子はいないから大丈夫!」

   「バレエ・・・チュチュ着て発表会で踊りたいんでしょう?」

   「さっ、いこ」

浩美 「・・はい、先生」

いずみは、浩美の手を取り一緒にみんなが待ってるレッスンルームに向かった。

浩美はずっとうつむきながら歩いた。

そしてレッスンルームのドアの前に立った。

浩美はもう泣きそうでたまらなかった。

レオタードやタイツの感触が浩美の体をやさしく包んでいる気持ちがとても嬉しかった。

女の子でバレエがしたい気持ち、体が切なくなる気持ち・・・でも、男の子と女の子が

体も心も喧嘩していない、お互いに寄り添いあって抱きしめているみたいに思えてきた

浩美は決心していった。


   みんな、私を見てください! 女の子だよ私  バレエ一緒にしたい・・・


そう心の中で呟いて、みんなのいるレッスンルームのドアを開けた・・・。


みんなの視線が私にそそがれ、それまでがやがやしていた女の子たちは無言になり、

そして一人の子が・・・・


「えーーーーーっ うそーーーー!!」


口を押さえ、目はクリックリと瞬きする子は一人もおらず、終始驚きの声が響いて

浩美は、下を見てもう涙が出そうになってきた。


そして浩美を見ている女の子が言い始めた。


「信じられない・・・ え?  ホントに? 」

「女の子・・だよ・ね?」

「先生・・・女の子にしか見えないですけど・・・」

「本当に男の子?」


いずみ「本当に男の子です! 私もさっき見たとき信じられませんでした。」


少しずつ、浩美が立っているところへ女の子たちが近寄ってきた。

浩美はドキドキして恥ずかしさでいっぱいになってもう我慢できなくなって、

とうとう涙があふれてきた。。

そして一人の女の子が、

えり 「浩美ちゃん・・大丈夫? これからみんなで一緒にバレエしよーね」

明るい笑顔で浩美に言った。

他の子たちも、

   「うんうん、一緒にバレエしよー!」

   「ごめんねー 恥ずかしかったよねー でもこれから女の子!仲間仲間だよ」

いずみ「・・・よかったね」

浩美はなんだか感動して泣きそうになった。

浩美 「はい! ・・・ありがとう先生  ありがとうみんな・・・」

そして浩美はバレエ少女としてデビューした。


 



   


僕の憧れたバレリーナのチュチュの最初へ 僕の憧れたバレリーナのチュチュ 6 僕の憧れたバレリーナのチュチュ 8 僕の憧れたバレリーナのチュチュの最後へ

名前変換フォーム

変換前の名前変換後の名前