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Twin Guns 無敵の女刑事
【制服 官能小説】

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全裸で処刑される美女-7

マギーと華英は県警本部の刑事部、捜査一課に所属している。今は廃止されたが若菜率いた特命捜査対策室の業務も引き継ぎ、県を跨ぐ広域捜査などの特殊任務も行なっている。メンバーであった金田と吉川は福島県警本部に移動し、いなぎ東警察署の起こした不祥事を受け福島県全域の警察署の立て直しを図っている。

中垣結衣は現在千城県警本部のシステム課に配属され毎日パソコンに向かい頑張っている。テロリストの罠とは知らずにイケメンにコロッと堕ちてしまった経験が男性不信を招いてしまったようだ。おかげでパソコンにのめり込みシステムに関しては右に出る者はいないぐらいに成長した。だが内心はやはり彼氏のいない現実に焦りを感じていたりするのであった。

「お、悪かったな。夜勤上がり寸前のところ。」
捜査一課に帰ってきたマギーと華英を山中が出迎えた。山中警部補は捜査一課のリーダー的存在だ。男には厳しいが女性には優しい。その嫌味のない優しさに2人は安心して捜査が出来るのであった。ダメなものはダメと言う。問題はその言い方だ。頭ごなしではなく相手を納得させてしまうような話術はみんなから慕われる理由である。非常に紳士的な男である。

「もう眠くて仕方ないですよぉ…」
欠伸もしかねない素直な華英にマギーが注意する。
「あんたねー、こう言う時は嘘でもシャキッとするもんでしょ〜?」
「だって眠いんだもん。」
苦笑いする山中。そしてさり気なくマギーに言った。
「マギー、着替えて来なさい。」
「あ、はい…」
すっかり谷間全開のタンクトップ姿だと言うのを忘れていた。
「疲れているところ悪いが、本部長が2人に話があるそうだ。着替えたら本部長のところへ行くように。」
「あ、はい。分かりました。すみません。」
マギーは更衣室に着替えに向かった。
「何ですかね??」
「詳しくは聞いてないが。」
「そうですか。ま、行って来ます。」
華英は本部長の元へ向かった。

現在の県警本部長は石山だ。どん底の若菜を常に目をかけ見事なまでに成長させた手腕はもはや伝説になりつつある。マギーや華英も護身術や武術など石山の教えを受けてきたし今でもそうだ。石山は2人の事を自分の娘のように思い接している。素質がいいのかメキメキと力をつけて行く2人に教育指導のやり甲斐も感じており、教え子に負けぬよう自らの技術の向上にも力が入り良い循環になっていたりする。

「失礼します。」
華英は本部長室に入った。
「おう、お疲れだったな。」
石山は立ち上がりテーブルを挟んで対面に置かれたソファに華英を座らせた。対面し石山も座る。
「ちゃんとマギーの足を引っ張らずにやってるか?」
「当たり前じゃないですか〜♪逆に私が助けてあげる事も多いですから♪」
「ハハハ!そうか。」
「ンフッ。でもそれ以上に助けて貰ってます。本当に大きくて偉大な先輩です。」
それは本人には決して言わない本音であった。マギーとコンビを組む事になってから常にそう思い、そして目標にしている存在なのであった。


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