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さがしもの 〜 custom-made virgin
【調教 官能小説】

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第一章 痛いのに指が-4

 「やめて!もうやめて下さい。」
 「なんだ、ここを見られるのがイヤなのか。」
 「当たり前じゃないですか。お父さんにだって子供の頃以来見られてないのに。」
 「そうか、そんなこと言われちゃあ…」
 テツヤの手に力がこもった。
 「い、いやーっ!」
 グイ、っとブラをめくり上げられ、私の乳房が激しく弾んだ。
 「う、う…。」
 私はついに泣き出してしまった。それでも容赦なく、後ろにいるヒロキと呼ばれた男に体を押し上げられ、私は胸を突き出す形になった。
 「いいハリだ。少しも垂れないでプルンプルンに形を保っている。」
 「見ないで…見ないで下さい。」
 「それに、ツン、っと突きだしたピンクの…」
 「やめて…。」
 「情報通り、いい乳してるねえ。さあ、どんなふうに可愛がってやろうか。」
 彼の言葉に引っかかるものを感じた。情報通り、ってどういうことだろう。ウチのお風呂に窓はないし、プールの更衣室は厳重に管理されている。それに、不審者がいればすぐに誰かが気づくはずだ。私の胸を見るなんて不可能だ…。
 「はうっ!」
 私のそんな思考は、乱暴に断ち切られた。左の乳首にいきなり噛みつかれたのだ。これまでの人生で経験したことのない激痛に襲われ、逃れようともがいたが、さらに歯が喰い込んできて、噛みちぎられるのではないかという恐怖で動けなくなった。テツヤが口を放すまで必死に耐え続けた。
 「くは、はあ、はあ、はあ…。」
 ようやく乳首を開放され、息をつくことができた。
 「すばらしい弾力だね。グミとかナタデココとか、そんな感じだ。ま、どちらも強く噛み続ければちぎれるけどね。反対側もいきますか。」
 私は顔がひきつるのを感じた。さっきのような苦痛にはもう耐えられそうにない。それに、本当に噛みちぎるつもりでやられたら。
 「痛い?痛いよねえ。かわいそうにねえ。しょうがない、やめておくよ。」
 この男が素直にやめるとは、これまでの行動から考えて思えない。残念ながらその予想は当たってしまった。
 パーン!
 「あっ!」
 左の乳房に強烈な平手打ちをされ、その膨らみは複雑に歪みながら右へと大きく跳ねた。
 「ほう、柔軟性も素晴らしい。こんなに大きく変形しながら、素早く元の位置に戻ってくるね。おもしろい。」
 パーン、パン、パ、パーーン!
 容赦ない連打が私の乳房を揺さぶり続けた。堪えきれず、そのたびに苦痛を声をあげてしまった。
 「あっ、あー!あぅ…あはぁ、くうぅ!」
 テツヤはリズミカルには叩かず、わざとタイミングも強さも場所も変えてくる。左右さえランダムに。いつどこにどんな痛みが来るか分からない。最初は手の動きを追って予測していたが、すぐに目を開けてなんていられなくなってしまった。
 「痛いか、痛いんだろう?正直に言え、痛いからやめて下さいと。」
 それでやめてもらえるとは思えなかったが、言うしかなかった。激痛を伴って跳ね回る乳房は、もう私の意識を振り切りそうになっている。
 「痛…痛いです!痛くてたまりません。もう、やめて下さいー!」
 やはり、というべきか、さらにたたき続けられた。感覚がマヒするかと思ったが、痛みはどんどん積み重ねられていった。
 「痛いー痛いー、やめてー、痛いー!胸がちぎれて、どこかへ飛んでいってしまいそうなぐらい痛いの!」
 私はすっかり混乱していた。あまりの激痛に思考力を奪われ、泣き叫びながら痛みを訴え続けるしかなかった。そして、私への虐待は唐突に止まった。
 「痛たーい。手が腫れちゃったよ。非道いことするねえ、君。」
 反論する気力などもう無かった。激しく息をするのが精いっぱいだ。
 「ヒロキ、放してやれよ。今日は初日だから、このぐらいにしてやろうや。おつかれ。」
 体が自由になった。私は大きく広げられていた足を本能的に閉じ、めくり上げられたままになっていたブラを引き下ろしながらドアへと走った。ノブを回して力いっぱい押したが、ドアは開かなかった。
 「残念。そのドア、引いて開けるんだけど。」
 思いっきり引っ張った。何度も。でも、ガタガタいうばかりで開かない。
 「だからあ、鍵かかってるって言ったよね。ま、たまにかけ忘れて寝ちゃうことあるけど。」
 私はドアの前に崩れ落ち、ペタンと座った。
 体が自由になったことで少しだけ落ち着きを取り戻した私はテツヤに訊いた。
 「今、何時ですか。」
 「時間?無いよ。」
 「いえ、時計ではなくて。」
 「だから無いってば。僕たちがいたぶりたくなったらここに来る。そうでなければ放置する。それだけだからね。君にはもう、時間という概念は存在しないんだよ。」
 「…そうですか。でも、時間を知る手だてはありますよ。」
 無意味だと分かっていたが、少しでも反抗せずにはいられなかった。
 「ほう、どうやって。」
 窓を指さした。
 「射し込む光の角度がもっとも高い時がだいたい正午。日の出と日没、季節で補正すれば、方角もだいたい分かります。」
 「へえ、授業中は居眠りばかりのくせに、なかなか頭が回るじゃないか。」
 やはりおかしい。私の居眠りはそんなに有名なのだろうか。見知らぬ男が知っているほどに。
 「もしかして、以前から私を狙って見張ってたんですか?」
 「おや、気づいたか。その通り。ずいぶん前から君はターゲットになってたんだよ。そして、計画を最終段階に進める時が来た。」
 「どうやって見張ってたんですか。」
 「超小型ドローンでロックオンして自動追尾し、カメラで監視した…なんて難しいことはしていないよ。もっとアナログな方法さ。教えないけどね。」


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