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【SM 官能小説】

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宴 〜肛虐〜-7

ぐるごろごろろおっ!ぎゅるるるるうっ!!

智佳の腹鳴りが、激しくなった。
ひくひくと、つぼみが痙攣している。
それでも、一分。
二分。
三分。
−そして、四分。
全身に脂汗をかきながら、智佳は耐えた。
「頑張るなあ。お兄さんは嬉しいよ」
頃合いを見計らった胤真は再び、アナルパールを動かした。
「ひいいいいっ!!」
智佳は必死で下腹部に力を籠める。
だがそれは、薬液による強制的な排便を促してしまう。
「わ……」
智佳は、呟いた。
「分かった……」
「……トイレ、行くか?」
胤真の問い掛けに、智佳はうなずいた。
「駄目」
「そんなっ!?や……約束が違うわっ!!」
あまりにも無情な言葉に智佳は食ってかかり、また排便を誘発する。
「あっぐううっ!」
呻く智佳に、胤真は言った。
「何も意地悪を言ってるんじゃない。浣腸の初心者なのに時間が経ち過ぎてるから、たぶん今体を動かしたら決壊するよ」
胤真は指先で、アナルパールをごく軽く弾く。
「ヒッ……!!」
智佳は息を飲み、反射的に肛門へ力を入れた。

ぐぎゅるるるううっ!!

途端に、物凄い腹鳴り。
「あっ……なっ、何とかしてえええっ!!」
「もちろん、何とかするさ。由香理、バケツを」
「はい」
智佳はぎょっとする。
「バ、バケツ……?」
「体を動かしたら決壊すると言ってるだろ?」
そうこうしているうちに、由香理がバケツを持ってきた。
どこの家庭にもあるような、何の変哲もないブルーのポリバケツ。
それを、由香理が智佳の下に置く。
「さあ、遠慮はいらないわよ。存分に出しなさい」
由香理は、平気な顔でそう言った。
「嫌っ、嫌よっ……トイレ、トイレにっ……!」
あまりの屈辱に、智佳は暴れる。
「この体じゃトイレまでもたないって」
胤真はそう言うと、アナルパールを一気に引き抜いた。
「あ。」
次の瞬間。

ぶちゃあああっ!びるびるびるびるびるびるっ!びちゃびちゃびちゃびちゃびちゃあっ!!

とっくに限界を迎えていた肛門が、物凄い音を立てて決壊した。
「あ、あ、あああっ……!!」
ブリブリと汚らしい音を立てて、菊花は持ち主を辱める。
下手に我慢してしまった分、薬液は腸の奥深いところまでしっかりと作用してしまったらしい。
「ま、恥ずかしい音。これだけひり出したのに、まだ出したがっているのかしら?」
あらかた出し尽くしたはずなのに、なおもぶぴぶぴと音を立ててぱくついている肛門を見て、由香理が笑った。
「失禁に、脱糞。スカトロジーの趣味はないが、智佳……お前のならば、平気だな」
胤真は、茫然自失とした智佳の頬に軽く口付けた。
「それじゃあ胤真様、処理してきますわね」
中で液状の汚物がたぷたぷしているポリバケツを手に、由香理は部屋を出ていく。
「……して……」
「ん?」
「ど……して……んな……?」
鳴咽を漏らしながら、智佳は尋ねた。
「私……何したのよぉ……こんなの……ひどいっ……ひど過ぎるっ……」
再従兄弟から浣腸を施され、見ている前で脱糞してしまった屈辱。
今更ながらに沸き上がって来た、全裸にされている事への羞恥。
全てが混然一体となって、智佳を責め苛む。
「何をしただって?」
怒りを含んだ口調で、胤真は答えた。
「人をサディストに仕立て上げておきながら、よくもまあいけしゃあしゃあとそんなセリフが吐けるな」
「だからそれは何なのよおっ!?」
智佳が叫ぶ。
「知るか、自分で思い出せ!思い出すまで俺は、こういう真似を続けるからな!」
いったん智佳から離れた胤真は、バケツにぬるま湯を汲んで来た。
片方の手には、アイテムが二つ。
アイテムは脇に置き、胤真はぬるま湯で智佳の下半身を洗い流す。
特に肛門はぬるま湯を注入し、直腸を徹底的に洗浄した。
「やだ……もう……もうやめて……」
人前で脱糞してしまった恥辱が、智佳を無抵抗にさせる。
「思い出すまでやめない」
胤真はそう言い放ち、智佳の股間へ顔を埋めた。
「ぎゃあっ!?」
智佳が悲鳴を上げる。
開ききった排泄口に、指が突き立てられたのだ。
「まだ痛いか」
胤真は呟き、先程持ってきたアイテムを手に取る。
それはローションと、新しいアナルパールだった。
胤真はローションをたっぷりと指に取り、再び肛門へ挿入する。


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