投稿小説が全て無料で読める書けるPiPi's World

あの夏の日のひぐらし
【姉弟相姦 官能小説】

あの夏の日のひぐらしの最初へ あの夏の日のひぐらし 4 あの夏の日のひぐらし 6 あの夏の日のひぐらしの最後へ

第三章 たにま-2

 「じゃあ他のオカズくれ。」
 「いいのか?ここに居る間は出来ないぞ。その足じゃ自分で歩いてトイレに行けないし、その場で出したら体拭いてもらったりするときに絶対バレるし、ティッシュに包んでもごみ箱に手が届かないだろ?オカズだけあっても辛いんじゃないか。」
 「そうか…じゃ、オカズはいらない。」
 「だろ?」
 「でも、オマエ今いいこと言ったよな。」
 「何だ?」
 「体拭いてもらえるわけだ、瑠璃花さんに。」
 「う…。」
 そうか、担当看護師は姉さんだ。
 「それって、下半身もだよな。」
 「…まあ、そうだろうな。」
 「悔しい?」
 「看護師としての業務を遂行するだけだ。」
 「そうだな、業務として俺のアレを…。」
 「やめろ。」
 「摘まんで拭いて…。」
 「やめろって。」
 「羨ましい?」
 「何でだよ。姉弟だぞ?腹は立つけど羨ましくはない。」
 「腹は立つのか?」
 俺は返事に窮した。姉さんは仕事をするだけ。今回はたまたまコイツの担当になったが、毎日毎日他の患者にしてきたことだ。何で俺は腹を立てているんだろう。
 「帰る。」
 「そうか。…なあ。」
 「ん?」
 「また…来てくれるよな。」
 何だかんだ言ってもやっぱり心細くなってるんだ、コイツ。
 「来るさ。姉さんがイタズラされないか見張らないとな。」
 フ、と寂しそうに笑うテツヤに別れを告げ、病室を後にした。


あの夏の日のひぐらしの最初へ あの夏の日のひぐらし 4 あの夏の日のひぐらし 6 あの夏の日のひぐらしの最後へ

名前変換フォーム

変換前の名前変換後の名前