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恋のMEMORY
【少年/少女 恋愛小説】

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何があっても私だけは-2

「良いなぁー若葉はぁー、何着ても似合う♪てか可愛いよなぁー。」

試着室から出た私に羨ましそうに腕をブンブンさせそう言葉をこぼす。

「そんな事、巴ちゃんだって良い着こなししてるじゃない、それに…。」
「?…それに?」
「自分を見てくれる人が居ると思うと服選びも一層楽しくなるし。」
「それってもしかして。」

風馬君がデートに誘ってくれた、例の騒動で未だ動揺する私を見て。

「待ち合わせで初めて私の恰好を見て彼がどんな言葉を、どんな顔をするのか想像しながら選んでたら、一層の事やる気が出て。」
「分かる分かる!彼なら純粋に褒めそうだもんね!私何か見向きもしないか、少しでも変わったの着たら冗談言ってからかってくるし。」
「ふふ、この後文房具の所寄って良い?彼絵画に必要な絵の具切らしたって言ってたから買ってあげようと思って。」
「良いんじゃない♪その後ゲーセン行こうぜ!」
「うん♪」
「……。」

元気な私の顔を見て微笑む彼女。



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