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特命捜査対策室長 上原若菜
【レイプ 官能小説】

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最後の聖戦 不死蝶VSサーガ -9

海老川優里は、まるで政治家が演説を行うかのような凛とした姿で壇上に立っていた。そして視聴者が固唾を飲んで見守る中、ゆっくりと話し始めた。

「湯島武史を史上最悪のレイパーにしてしまったのはこの私です。彼は幼い頃、私にイジメられていました。その復讐を遂げる為にレイプの道へと足を踏み入れてしまったのです。警察は伏せていますが、湯島武史とは過去に覆面男として城南市を中心にレイプを繰り返していた男です。皆さんは田口徹と言う男の方が記憶に新しいでしょう。田口徹をレイプの道に誘ったのは湯島武史です。しかも彼が小学生の頃です。湯島武史は小学生にレイプを教えると言うとんでもない事をしたのです。湯島武史にレイプされ、性奴隷となっていた私は教え子である小学生の田口徹にも犯されました。その頃の悪友がこの佐川健吾です。私は佐川健吾とは関係を持っていませんでしたが、佐川もまた田口徹に触発され小学生の頃からレイプを繰り返していました。もし私が湯島武史を虐める事がなかったなら、現在のレイプシンドロームは存在しなかったはずです。彼らは私が産んでしまったと言っても過言ではありません。だから私はその責任を取り佐川健吾をこの世から抹殺する事を決めました。田口徹事件の時、湯島武史は殺害されました。先ほどの会話でお解りでしょう。私が湯島武史を殺害した張本人です。私は湯島武史と、彼の妻であり私の双子の妹である絵里、そして彼らの子供を2人、殺害しました。湯島夫婦の目の前で1人ずつ…。そして2人の子供を殺害し絶望に打ちのめされている絵里を湯島武史の前で殺害した…。彼の悲しみ、怒り、憎悪…、それを見るのが気持ち良かった。悲しみに包まれたまま彼は私に撃たれて死んだ。それまでの私はただ湯島武史への復讐のみに生きていた。目的は果たした…、そう思いました。しかし世の中ではレイプされ人生を滅茶苦茶にされる女性が後を絶たなかった。私はそれが苦しかった。どうしてレイプと言う非道な行為がまかり通っているのか、私は日に日に怒りが大きくなっていきました。私が湯島武史を殺害した時は、彼はもうレイプから足を洗っていました。そんな状態の彼を殺した所で私は不完全燃焼を感じずにはいられなかった。私はレイプ自体を憎んだ。レイプを抹殺する事に人生を捧げようと思った。そんな中、世の中のレイプを扇動しているのが佐川健吾だと知った。私の目標は佐川健吾に変わった。佐川健吾も私が生んでしまったレイパー、湯島武史から繋がった糸。その糸を断ち切るのが私の責任だと感じ、今まで生きてきました。そして目的が達成する瞬間がここにある…。私はようやく人生の集大成を迎える事になったんです。」
優里の声は体育館に穏やかに響き渡っていた。


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