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特命捜査対策室長 上原若菜
【レイプ 官能小説】

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最後の聖戦 不死蝶VSサーガ -8

「す、凄い…」
若菜は思わずそう呟いた。まさに完璧であった。自分でも勝てる自信はなかった。銃で復讐を成し遂げた自分に対し体一つで復讐を成し遂げた優里には感服する他なかった。それ程に衝撃的な光景であった。

鉄格子の外でその様子を見ていた不死蝶のメンバーらに歓喜の声は上がらなかった。覆面をしていて確認は出来ないが、逆に泣いているようにも見えた。

「私は海老川優里。不死蝶のリーダー。」

凛とした姿でそう言った優里は何物よりも輝いて見えた。完璧なリーダーだ。視聴者は優里が旅客機テロを企てたテロリストだと言う事すら忘れてしまった。誰もが優里をヒーローとして眼差しを向けていたのであった。

「私はヒーローではありません。テロリストで犯罪者。これから犯罪者として憎きレイプの糸を断ち切るべく、サーガこと佐川健吾をこの世から葬り去ります。」

そう宣言した優里に若菜は叫んだ。
「ダメ!!もう復讐は果たしたでしょ!!これ以上罪を重ねないでっっ!ねぇまだ!?まだ居場所を特定出来ないの!?」
「まだ見つかってません…」
「クソッ!!」
悔しくて仕方のない若菜。若菜は警視総監としての意識よりもただただ海老川優里を止めたい、救いたいと言う気持ちでいっぱいであった。そんな若菜の気持ちも優里には届かなかった。

「佐川健吾処刑を始めます。」
優里はもはやボロ雑巾のようにぐったりとした佐川を壇上に引きづり上げ、椅子に座らせたのであった。




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