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特命捜査対策室長 上原若菜
【レイプ 官能小説】

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最後の聖戦 不死蝶VSサーガ -3

「オマエ…、ヤッてるな…?」
殺害シーンを壁紙にするなど普通の精神状態とはとても思えなかった佐川は覚醒剤使用の疑いを持った。
「さぁね。フフフ。」
「ヤッてんだろうが、絶対!」
「どっちだろうがあなたには関係ない事よ?」
全く動じない優里。その余裕が佐川を更に苛つかせる。
「生意気な女だ。調子に乗りやがって。」
「調子に乗ってるのはあなたの方じゃない?湯島武史も田口徹も、正直言って強かったわ?体をだいぶ鍛えていたようね。それに比べてあなたと言ったら…、随分貧素な体だこと。」
「何だと…!?」
「まぁ普通の女の子ならその貧素な体でも好きに出来るんでしょうけど、ちょっと鍛えた女には敵わないわねぇ?フフフ。」
「あっ!?ナメんなよ!?テメーぐらいなら犯すのなんてちょろいぜ!?それに女なんかオマンコ弄ってやれば全然力なんか入らないだろうが!?」
「強い女がそうは簡単にあなたなんかにソコを触られる訳ないでしょうが?」
「余裕だぜ!今すぐ俺を自由にしろ!オマエの体でそれを証明してやる!!」
優里はニコっと笑い佐川の正面に立つ。
「ペッ!」
「うわっ!な、何しやがるんだ!!」
優里が佐川の顔に唾を吐いた。
「ねぇ、あなたにレイプされた多くの女性達は今のあなたと同じ状態でレイプされたのよ?問答無用でなりふり構わずね。縛られたり、追い詰められたり、大人数に囲まれたりしてどうしようもない状態で、ね?それをあなたは自由にしろ?アハハ!そんな自分勝手な事認める訳ないじゃない!」
優里は思い切り佐川の頬にビンタを食らわした。
「な、何すんだ!」
優里はそのまま笑みを浮かべながら平然とビンタを繰り返した。
「や、止めろ!この野郎!!」
怒り狂う佐川を楽しむかのように殴り続けた。
「フフフ、一体どのぐらい今のあなたを見て嬉しく思ってる女性がいるんだろ…。」
顔は笑っているが目は全く笑っていなかった。

「マズイわ!海老川優里は佐川を本当に殺すつもりだわ!」
モニターを見ていた若菜がそう言った。あの目は憎しみに支配されている優里の心をそのまま現していると直感した。人を憎み殺した経験のある若菜にはそれが分かった。優里にこれ以上罪を重ねて欲しくない若菜は焦る。
「まだなの!?海老川優里がいる廃校はまだ見つからないのっ!?」
「まだです!ただこの近辺の廃校は調べましたがどこも違いました。今30キロ圏内の廃校は調べ終わりました。それ以上に範囲を広げて捜査をしているところです!」
マギーの報告に若菜は更に焦る。
「どこなの…!?早く見つけなければ…!」
全く見当がつかないのは若菜にしては珍しい事だ。逆にその事にハッとする。
「見当がつかないって事は、きっと何の関係もない場所を選んだって事か…!きっと海老川優里は廃校と言うイメージを私たちに植えつけて海老川優里と湯島武史に関係する学校の廃校に捜査の目を向けさせた…。関係のないところは捜査対象から外れる事を見越して…。て事はその逆を探さなければならないって事ね!廃校ではなく現存する全ての学校…!マギー、廃校じゃなく現存する小学生から高校まで片っ端から調べて!」
そう指示を出した。


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