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秘密の淫らなマッサージ
【調教 官能小説】

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秘密の淫らなマッサージ-1

 ぷっくりと膨らんだ桃色の乳首を、男の指がそろりそろりと撫でていく。
 下から上へと優しく擦り上げるように。
 ほの甘い感覚がじんわりと乳肌に染み込んでくるたび、由奈はなぜか酷く悪いことをしているような気持ちになった。
 両親の顔が浮かぶ。
 後で叱られるかもしれない。
 こういうことはこれまでに何度もあった。
 だけどまだ誰にも見つかっていない。
 先生は秘密を守るのが上手だから。
 耳のすぐそばで、はあはあと荒い呼吸音が聞こえる。
 不安と恐れがないまぜになって落ち着かない。
 それなのに、もっと続けてほしいと思う自分がいる。
 胸がどきどきして、体の奥の方がじんじんと痺れてくる。
 背中に密着している男の体は、自身の肌よりもさらに熱く火照っているように感じられた。
 これはただのマッサージだったはず。
 だけど、何かが違う気がする。
「先生……」
 ほとんど何も見えない暗がりの中、由奈はかすかな声で呟いた。
 男は何も答えない。
 由奈のまだ発育しきっていない小ぶりな乳房を乱暴に揉みしだきながら、もう片方の手をスカートの内側に潜り込ませてくる。
「由奈ちゃん、今日はいつもよりずっと凝っているみたいだね、しっかりほぐしてあげるから勝手に動いちゃだめだよ」
「でも……あ、あっ」
 抵抗する間もなく下着を引き下ろされ、あの恥ずかしいところを直に触られた。
 思わず逃げようとしたのに、頑丈な男の腕の中では自由に動くこともできない。
 くちゅ、と音を鳴らして陰唇が押し開かれた。
 潤んだ割れ目の奥を抉るようにしてなぞられていく。
 こそばゆさと痛みの中間のような不思議な感覚。
 そんなところを触られていくのが恥ずかしくてたまらない。
 ちょうどおしっこの穴の近くをぐりぐりと摩られたとき、肉体の芯を貫くような鋭い衝撃が走った。
びくびくっ、と腰が痙攣し、肌の温度が急激に上昇していく。
 熱い、苦しい。
 怖い。
「や、やだ……んっ……」
 由奈の両脚の間を撫でまわしながら、男がくくっと喉を鳴らして笑った。
「そろそろ由奈ちゃんにはもっと特別な治療が必要だねえ。ほら、次はこのお注射で体の奥のほうまで治さなくちゃいけないかな」
 お母さんたちには内緒だよ。
 男はそう言って由奈の手首をつかみ、熱く硬い棒状のものに触れさせた。
 大きく猛った硬いものが、由奈の小さな手の中で力強く脈打っている。
 頭が真っ白になる。
 注射は嫌い。
 痛いのは嫌い。
「いい子だ、由奈ちゃんは本当に良い子だねえ」
「せ、先生、そこ……あっ、あんっ」
 いつになく強引な手つき。
 敏感すぎるその一点を指の腹や爪の先で刺激され続けているうちに、女陰の奥まったところが何かを求めるようにヒクヒクと疼き始める。
 まるでお漏らしでもしたように、大量の蜜液が溢れ出してきて由奈のそこをぐっしょりと濡らしていく。
 声など出したくないのに、はしたない喘ぎが漏れるのを堪えきれない。
 苦しくて息ができない。
 なのに、すごく気持ちいい。
 わたし、やっぱり先生のマッサージやめられない……。
 由奈はこみ上げてくる快感に悦びの声をあげながら、さらなる愛撫をねだるようにいやらしく腰をくねらせていた。


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