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僕の憧れたバレリーナのチュチュ
【ショタ 官能小説】

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心と体-1

いずみと浩美の二人だけになったバレエ教室。

今日のレッスンは小学生のジュニアクラスだけだったので、早くに終わり

みんなが帰ったのは19時ごろ。

レッスンしている時間から二人だけの時間がなんとなく感じる雰囲気がちがう

事にいずみの心臓が速く鼓動しつつ浩美に語り始めた。

いずみ「浩美ちゃん? クラシックチュチュを着て発表会に出たいんだよね。」

浩美 「・・・はい」

いずみ「分かった! 必ず私がチュチュを着させて、発表会で踊らさせてあげる。」

いずみの決意の言葉を聞いた浩美は、目をキョトンとしてビックリした。

浩美 「え・・・でも・・私・・・」

いずみ「そう、浩美ちゃんは男の子だから普通にいきなりチュチュ着て、発表会の

    舞台に立つことはできないの。」
   
   「みんなビックリするし、絶対変だし、現実的に無理があるの。」

   「でも一つだけ方法があります。」

浩美は、じーっといずみの目を見て真剣に聞き入っていた。

いずみはその姿に答えるかのように、いずみもまた真剣で決意した気持ちをさらに話した。

いずみ「まず最初に浩美ちゃんが男の子ということをレッスンしている同じクラスの女の子に

    知ってもらって、浩美ちゃんの気持ちをちゃんと理解してもらうこと。これが最初の

    難関で、これをクリアーしない限り先へは進めないし、バレエはあきらめてもらという

    ことになります。」

浩美 「・・・・・」

   「きっと・・・・無理です。。」

   「みんな私のこと変だと思って、一緒にレッスンすることも嫌だと言われます」

   「やっぱり、バレエ・・・・は、」

いずみ「浩美ちゃん! あの時私の言った言葉って嘘? 大声で私に言ったじゃない!」

   「チュチュを着て踊りたい!女の子になりたい!発表会に出て女の子だって見せたい!」

   「私は、その時の浩美ちゃんの気持ちが嬉しかったの。 初めてだった、あんな事

    目の前で言われたの。」

   「その気持ちは必ず伝わると私は信じているの。 だから一緒に・・・・」

なぜか私は涙を流していた・・・・。

心と体が伴わず、苦しんでいる浩美ちゃんの姿が愛おしく、そしてどんな理由であれバレエで

チュチュを着て発表会に出てみんなに見てほしい強い気持ちが、目の前にいる男の子という姿

に気付かないほど私は浩美ちゃんに感動すら覚えてしまっていた。

そして、浩美も泣きべそかきながら何も言わず、ほんの少しだけ笑みを見せながらうなずいて

くれた。


いずみ「浩美ちゃん、明日のレッスンは同じクラスの女の子が全員集まるからそこで話します」

   「6人の女の子全員に理解してもらうように私も浩美ちゃんの気持ちを話します。」

   「その時、浩美ちゃんはいつもの女の子の格好で来て、もし全員が理解してくれた時

    女の子用のレオタードとタイツを着て、髪を結ってレッスン開始ね!」

   「浩美ちゃんは、私の部屋で待ってて、OKだったらみんなに紹介すます。もし

    だめだったら、申し訳ないけどそのまま帰ってもらうね。」

浩美はしっかりと・・「はい!」 とうなずいた。


その日の夜。


いずみ「あ〜言っちゃったー・・・・。」

   「責任重大だ〜〜〜」

   「でも・・・・真剣な浩美ちゃんの思い叶えさせてあげたいし、まっーいっか」

   「ただ、問題なのが・・・・体・・ かぁ・・・」
 
   「あああーーー! また変な事・・・・だめだめ だめ!!」


その同じ夜、もしバレエのレッスンが出来るようになったらみんなの前で同じように

レオタードやタイツ着て・・・・そしたら・・・もしまた先生の時と同じように・・

でちゃったら・・・・そんな想像しながら不安になって寝れずにいた。


これから先に待っている抑えきれないほどの性への思いが二人の体を優しくも切ない気持ち

で引きよせられていた。


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