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元人妻との恋
【フェチ/マニア 官能小説】

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目覚め-1

目が醒めたのは夜中の2時すぎだった。気分は完全に良くなっていた。熱いシャワーを浴びて冷えた缶ビールを取り出していた。

「あぁ、美味しい」

テーブルに置かれた恥ずかしい写真を眺めながら、この先どうしようかしら。と軽く考えれる程に気分が楽になっていた。メンソールの煙草に火を点けて、まぁいいわ。あの人のことなんて無視よ。無視。そう決めたわたしは吹っ切れたように体が軽くなっていた。

鞄から携帯電話を取り出して不在着信とLINEを一通り眺め終えていた。着信は取引会社のエロい部長から深夜に2件。LINEグループはいつも通りしょうもないけど楽しそうなやり取りが続いていた。

2缶目の缶ビールを空けながらバルコニーに移る東京湾の明るさを見下ろしながら、わたしもそろそろ結婚考えようかしら。と思いながらテーブルに頭を載せていつの間にか寝てしまっていた。


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