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特命捜査対策室長 上原若菜
【レイプ 官能小説】

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佐川健吾の反撃-2

ホテルまで迎えを寄越すと言った中央署の申し出を断わって自分らの面パトで中央署に向かう若菜。運転するマギーの隣でひたすら渚のセックスについて楽しそうに話していた。
「まー渚は顔にエロい性格が出てるもんねー!やっぱ好きなんだねー。でも毎日必ず3回はするとか、タフよね〜。」
「上原さんは?」
「私は1回よ、たいてい。その代わり濃ぃい〜けどね♪」
「そ、そうですか…」
30歳を越えると女は性欲が増すと言うが、自分もそうなるのかと思うと不安になる。話を聞いていると若菜も渚も男をリードしているようだ。自分にはそんな度胸はないし、リードも何もまだ経験がない。リードする自分など想像すら出来なかった。

10分程走ると中央署に着いた。すると入り口付近に全署員が出迎えに出ていた。今か今かと到着を待っていた様子だ。
「あー、私あーゆーの苦手なのよねぇ〜。」
「仕方ないじゃないですか、警視総監なんですから。」
「でもヤなのよ。ねぇ、通り過ぎて帰っちゃおうか??」
「ダメです。失礼ですよ??」
「ちっ、メンドくさいわねぇ…」
ブツブツ言う若菜を無視してマギーは署員らの目の前に車を停めた。
「しょうがない、行くかぁ…」
若菜はドアを開け車を降りる。すると、
「おはようございます!ご苦労様です!」
と、署長の張りのある声が響くと同時に全員が敬礼をする。
「お出迎えありがとうございます。みなさまの心遣いに感謝致します。昨日の東署の件などする事はたくさんあるでしょう。どうぞ速やかに任務に戻って下さい。」
「ハイ!」
若菜の言葉に署長と副署長、渚以外は任務に戻った。
「山田!車を移動しといて。」
渚が達彦に言うと、ハッ!と敬礼して車を移動しに行った。
(署内では秘密なのね♪)
若菜がそう思いながら渚を見ると、言わないで下さい、頼むから…と言わんばかりの顔をしていた渚。若菜はニヤッと笑って話題を変える。
「東署とサーガの繋がりは?」
署長が答える。
「今調べてる所ですが、やはりあの膣楽園跡が覚醒剤の保管場所になっていたようです。小名浜港の船で運ばれて来た覚醒剤を東署の口利きで密輸していた事は分かってます。東署は密輸に手を貸す代わりに膣楽園に大口の顧客が覚醒剤を買いに来る日時を教え、売買を終えた顧客を取調べして覚醒剤所持で逮捕してたそうです。卑怯なのは逮捕された顧客の家族や恋人を拉致し、余計な事を言わぬよう口止めする工作をしていた事です。逮捕者は確かにずっと黙秘を貫いてます。その覚醒剤を売り捌いていた一味がサーガだと言う証拠はまだ上ってません。」
「そう…。」
若菜は署長室に向かい歩きながら捜査状況を聞いていた。


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