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特命捜査対策室長 上原若菜
【レイプ 官能小説】

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佐川健吾の反撃-10

真面目な結衣から見れば旬は悪い部類の男だ。しかしその悪い部分に惹かれてしまう自分がいた。
「セックスの相性って…そんなに重要ですか…?」
自分は一体何を言っているのだろうと思ってしまう。しかし旬は即答する。
「重要です。」
「どうしてですか…?」
「セックスって恋人同士にとって何だと思います?」
「えっと…、お互いの愛情を確かめるもの…です。」
旬はニコッと笑う。
「じゃあ付き合っていようがいまいがセックスの相性が良く、お互いに満足出来ればキスから始まる道を省いて一気に愛情を確かめられるって事じゃないですかね?だから恋愛に順番なんか関係ない。好きになって告白し付き合い始め、デートをしてキスをして、そしてセックスして辿り着く愛の形があれば、いきなりのセックスでそこに辿り着く愛の形もある。違いますか?」
「っと…」
旬の理論に反論出来る自信がなかった。それどころか確かに…と言う気持ちさえ浮かんだ。

その時信号で車が止まった。その瞬間身を乗り出し女子席のヘッドレスに手をつき結衣の顔の間近で見つめる旬。突然の事に結衣は顔から火が出そうな程に舞い上がった。
「夕飯飛ばして、セックス…しようか?」
「えっ…?」
理性が保たれているいつもの結衣なら旬にビンタを食らわして激怒しただろう。しかし雰囲気を持つ飛び切りのイケメンに見つめられ、ある意味洗脳されかけた、理性が揺らいでいる結衣にはトキメキ以外の何モノでもない感情に支配されていた。
「君とならきっと最高のセックスが出来そうな気がする…。」
「え…?」
「結衣…」
イケメンに名前を呼ばれた結衣の理性が完全に崩壊する。
「え…と…」
そんな結衣に少し顔の距離を狭めた旬は結衣にとって決定打を与える。
「セックス、しようよ。」
セックスと言う響きが結衣の頭の中で艶めかしく響き渡る。このイケメンが露骨に自分を求めて来ている。結衣の気持ちが旬に飲み込まれて行く。目の前のイケメンと裸になり肌と肌を重ね合い、そして一つになり一緒に体感するエクスタシーまで結衣の脳裏に浮かび上がる。この瞬間、結衣の下半身にジュワッと溢れる何かが伝わる。体が火照る。結衣の目は艶しく潤んでくる。そんな結衣はポーッとした表情を浮かべながら無意識にこう口走る。
「はい…。」
と。
その時信号が青になり車を走らせた旬。行き先はレストランからホテルに変更されたのであった。結衣は旬の横顔をずっと見つめていた。

(くくく、ウブな女はちょろいぜ!数時間後、お前はマンコに拳銃を突っ込まれた姿をネットで拡散されるんだぞ?馬鹿な女だ。さて、その前にサクッとヌかせて貰うか!)
旬は自分がハメられているとも知らずノコノコとホテルに誘われた結衣をそう思いながらホテルに到着し車を停め、結衣の肩を抱き寄せホテルの中に消えて行ったのであった。

佐川のスマホに旬からLINEが来た。そこにはこう表示されていた。
「今から中垣結衣とセックスします。」
と。それを見て佐川はニヤリと笑った。


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