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特命捜査対策室長 上原若菜
【レイプ 官能小説】

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過去からの足音-10

入り口を出て表へ出るといかにも機嫌が悪そうに両腕を腰に当てて刑事2人を睨みつけている若菜の姿が見えた。
「若菜さん!どうしたんですか!?てか何でここに!?」
「様子見に来たのよっ!てか渚!このオニーチャン、あんたんトコの子だってねー?」
「は、はい…」
「あんた一体どんな教育してんのっ!?」
「な、何かありました??」
「車が邪魔だからさっさと消えろって言われたけど??」
「!?な…!達彦!あなた若菜さんに向かって何て事言うのよっ!」
「わ、わからなかったんだよ…」
「もーっ!!」
渚は山田を怒鳴りつけた。そして若菜に改まって謝る。
「ごめんなさい、良く言っておき…ます…の…で…」
渚が若菜の顔を見ると、さっきまでの鬼のような顔が嘘のようにニヤニヤしていた。
「今、達彦って言ったわよねぇ?フフフ、そうかぁ…、このオニーチャンが渚の可愛い年下の彼氏かぁ♪」
「は、はい…。」
「そっかそっか…。フフフ。」
何か悪い予感がした。
「渚の彼氏じゃあ許してあげるしかないわねぇ…。」
ニヤリと笑いながら山田を見る。
「でも許すにも条件があるわ?」
山田は怯えながら聞いた。
「条件って…??」
若菜は山田の横にいる刑事を捜査に戻してから言った。
「渚とどんなセックスをしてるのか正直に話したら、許す♪」
「な…!?」
慌てたのは渚だ。一体何を言い始めるのかと焦った。
「渚ねー、いくら聞いても教えてくれないのよ。」
「あ、当たり前じゃないですか!?若菜さんに話したら全国津々浦々にまで話が行っちゃうじゃないですか!?」
こう言う下ネタ系の話には、若菜は人間スピーカーとなりペラペラ喋る性格なのを知っていた渚はいくら聞かれてもそれだけは答えなかった。
「大丈夫よ、今回だけは秘密にするから♪」
そう言いながら目が三日月型になっている。
(絶対嘘!!)
全く信用がおけない。しかし若菜がこうなったら話すまで絶対に許してくれない事を知っていた渚は頭を抱える。
「今日この後、20時から飲むわよ?いいわね?」
「は、はい…」
そう答えるざるを得なかった渚。山田はお調子者だ。自分を守るためなら何でもする。きっと若菜に自分らの性生活を赤裸々に話してしまうだろう。しかも若菜は嘘を見抜くのが上手い。嘘は通用しない。渚はもはや諦めるしかなかった。

それから状況を確認した若菜らは19時半にホテルに入り、渚と山田を呼びつけたのであった。
今夜、渚とパワフルな年下の彼氏との性生活が暴かれる。


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