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貧困娼年の憂鬱
【ショタ 官能小説】

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The depression of a poor boy-7



不思議っ、ボク男なのにっ、オトコノコなのにっ、大人の男の人が歓んでる。ボクの、ボクのお尻で、セックス。これ、セックス。小学生がセックスしたらイケナイんだ。おまわりさんに捕まっちゃう。それでどっか、カンベツショとかショーネンインなんかに入れられちゃうっ。でも、ボクこれすればっ、ごはん、食べられる。もう、飢えなくていいっ。なら、死んじゃうよりもずっとずっとイイッ!……でもっ、これ凄っごい、キモチイイッ!こんなに良くて、お金が貰えるんならっ、いくらでもっ、いくらでも、この躯、好きにっ、しっ、てっ!



「最後だ。頂戴って。僕にちょうだいって、よおっ」

「アアアアアンッ、イイッ………ちょうっ、だいっ、ボ、ボクにっ」

その時、少年の胎内に経験したことのない熱が溢れる。
爛れた欲情の排泄は少年の躯を簡単に穢した。

「アアアアアアッ、ア─────────────────────ッ!……ア、ツ、イッ、熱いのっ!」

久しぶりの射精は長く、長く。
その開放感と想像以上の快楽に男は狂喜した。

大量の精液は少年の小さな直腸に収まりきらず、男根が抜かれると同時に少年の淫門から溢れ出す。それは土管の中にたちまち小さな池を作った。
欲情の果てに打ち寄せる引き潮は甘く、穏やかだった。

土管の中に満ちるのは、ケモノじみた荒い息づかいと形容も出来ない淫靡で穢らわしい樹液の香りだった。汗と、先走り、そしてその淫水。

「んーん、どうよ。お前、どうだった?気持ち良かったか?」

少年はうつ伏せに倒れたまま、トロンとした瞼を半分だけ開けて惚けている。

その酒に酔ったような眼差しと濡れた桜色の唇はなんとも艶っぽい。

「………………はいっ」

男を見る眼は行きずりの娼婦そのまま。10代の小学生男児からかけ離れた気配。

「いい声で鳴いてたなあ。色っぽくて良かったぜ」

小さな声で、自信なさげに翠ははにかんだような恥じらいの表情を浮かべる。


「…………よ、かっ、た、です、かっ、…ボク……の、その……カラ、ダっ」

「おう。痺れるぐらい良かったぜ」


少年の瞳がぎらりと底光りする。
それは獲物を見つけた鷹のように。腐肉を喰らうハイエナのように。
それは残酷な「飢え」が招いた守銭奴の瞳だった。

「せ、ん……えん、ぶん……よかった、ですっ、か?」

「うん。千円の買い物じゃ、こりゃお得って感じかな」

少年の幼い淫門が涎を垂らし、その指がその汁を掬う。

「…………じゃ……もう、せ、ん、えんっ、くだ、さいっ」

「……なんだよ。追徴金は払わねえよ」

「……………もうっ………いっ、かいっ」

「…………………………」

少年の桜色の唇から、艶めかしい舌が顔を出し、物欲しげに踊り出す。
少年は自分の秘所をあます事なくさらけ出し、男を誘う。

「……………もう、いっかい、みどりっ、をっ、お、お、……犯してっ」

「…………………………」

「もうっ…………き、気持ち良くってっ、翠、もっと、もっと、したいっ……は、嵌めてッ、ケ、ケツマンコにッ、チンポ、く、咥えさせてっ………もっと、セーエキちょうだいっ。翠の躯にっ、注いでっ…さっき、みたいに……はあっ、はあっ、はあっ、はあああっ!」

少年の瞳は蕩けるようで、その幼い唇は挑発と誘惑の色香に染まっていた。

男はたちまち勃起していた怒張を少年の唇に押しつける。
さっきまでの無垢であどけない少年はそこにいなかった。

男の肉を貪る12歳の男色少年はその男の滾りのフェロモンを嗅ぐ。
快楽と金銭を貪る少年の舌は、男の精液にまみれた男根を美味しそうに飲み込んだ。

公園の猫たちは睡い顔でその築山から流れ出る淫靡な音楽を聴く。

夏の樹木の囁きもそのうめき声を消すことは出来なかった。



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