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特命捜査対策室長 上原若菜
【レイプ 官能小説】

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反撃-3

車はあと10分ぐらいで元膣楽園の廃墟に到着するところまで来た。途中工事中で片側通行の場所があり、簡易信号が青になるのを待っていると、反対側車線を4トントラックが10台ほど連なってすれ違って行った。
「この道は氷山と繋がってるから物流トラックが多いのよね。最近は高速ができたからいいけど、出来る前はトラックの後ろにつかまるともう遅くてさぁ、イライラしたもんだわ。」
「そうなんですか。」
「うん。あまりにトロトロ運転だから、当時付き合ってた彼氏が運転してるところを、良くオチンチン咥えてあげたもんだわ。いわゆるドラフェラってゆーの??おかげで私のおしゃぶり、超巧くなったけどね!アハハ。でも注意よ?運転しながら男がイクと事故りそうになるから。イク時は車を停めて出した方がいいからね?」
「は、はぁ…」
もはや病気だなと呆れた。さとみは既に寝たふりをしていた。

信号が青に変わりようやく車を走らせる渚。すこし捲れたスカートから覗く脚がセクシーだった。
「私が君達ぐらいの歳だったわねー。若菜さんと一緒に捜査をしたのは。若菜さんには色々教えて貰ったわ。色んな意味で。」
懐かしそうな顔をする渚。若菜の逮捕時には色んな思いが込み上がり目が腫れる程に泣いたものだ。出所後、若菜とは何度か会い食事をした。電話やLINEはちょくちょくしている。まさに渚にとっては人生の師匠なのであった。

「さて着いたわよ。」
木々に囲まれた廃墟は1人で来るには怖い場所に感じた。周りに人の生活感は感じられず、立ち入り禁止を表す黄色いテープが風化しボロボロになっている光景も怖さを感じる理由の一つであった。
「最近、誰か来たのかな??新しい足跡やタイヤの跡があるわね。」
廃墟に車を寄せながら渚は行った。ここは今では心霊スポットとして有名なので、肝試しで来た人らの痕跡かと特に気にも止めなかった。3人は車を降り廃墟の入り口に向かって歩き始めた。

入り口に立つと渚は何か違和感を感じる。肝試しで誰かが進入した可能性はあるが、それにしても廃墟と呼ぶには蜘蛛の巣が入り口には張られていないし、かなりの足跡が生々しく残っていた。不審に思いながら入り口を入るとますます違和感を感じる。そこには生活感が感じられたのだ。人の気配の残像と言うべきか、長い間廃墟として放置されていたようには感じられなかった。
「誰かここを使ってたのかな…。」
もしかしてどこかに人が潜んでいるかも知れない。渚らは神経を張りながら中を進む。


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