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特命捜査対策室長 上原若菜
【レイプ 官能小説】

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レイプ犯狩り-7

その足で吉川とさとみはいなぎ東警察署に寄る。若菜が田口を追っている時にいなぎ東警察署と連携を取りながら捜査をした事もあり若菜には今でも協力的だ。吉川らは最近のレイプ事件の詳細や覚醒剤がらみの事件を確認させてもらった。

「大名浜は未だにレイプ事件が後を絶たないんですよね。パトロールは強化してるんですが、なかなか犯人も考えてて、初めはナンパを装い女性に近づき、車に乗せドライブに行くと誘い出して実は大勢の仲間のいる場所に連れ込んで集団で強姦したり、パトロールだけでは判断つかない犯行が多くてね。犯行現場も屋内が多く見つけずらくなっててね。昔みたいに襲撃現場で犯行を行う事が少なくなったのが犯行を防ぐ妨げになってるんですよ。多くの被害女性が動画や写真を撮られて泣き寝入りする事が多いから実際にはもっと多くのレイプ犯罪が行われていると予想されます。」
「そうですか。」
「お二人も夜のいなぎ市には気をつけて下さい。カップルでなくても男女のペアを狙ったレイプ事件は多いので。ここらの人間は陰湿で、彼氏の前で彼女を犯すのを好む輩が多いのでね。」
「最低ですね。」
「良くも悪くも金がこの町に住む人間をおかしくしてしまった。あんな震災さえなければ…。」
街は徐々に復興している。対応した刑事は建物よりも復興を急がなければいけないのはむしろ人間の方だと言っていた。話を聞いた後、最近の捜査資料をチェックする。

「最近覚醒剤がらみの逮捕が多いですね。」
「ええ。ここの所目立ちますね。特に未成年の覚醒剤所持や使用が増えてます。成人だと女性の逮捕が目立ちます。女性をターゲットにした売人や組織が入って来た可能性がありますね。捜査は人員を増やして対応してるのですが、なかなか大元に辿り着けなく苦労してるところです。」
刑事は頭をかいた。吉川は覚醒剤がらみで犯人が逮捕された場所をマークしていくが、そこである事に気付く。
「逮捕者が出た場所…、この区域が異常に多いな…。」
2人はもちろう特命捜査対策室のメンバーは若菜が指揮を執っていた田口事件についてある程度把握していた。吉川が不審に思った場所はさとみにもピンと来た。
「ここらってあの膣楽園があった場所じゃない!?」
そう口にした。その瞬間、刑事と吉川に微妙な顔で見つめられ、自分の口にした恥ずかしい名前に気付き思わず恥ずかしくなってしまう。

「ここは田口事件で重要な場所だったよね。加藤綾美が保護された場所でもあるし。ここは今、どうなってますか?」
「確か廃墟になってるはずです。」
「となると逆に誰も近づかず、隠れ家とかにするにはもってこいの場所かもな。明日行ってみようか。」
「うん。」
翌日いなぎ東署から捜査員を借りて、元膣楽園に捜査する事を決めた。

その後いなぎ東署署長から夕食を誘われ、市内のレストランで食事をとってからいなぎ市内のホテルに到着した吉川とさとみであった。


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