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電脳少年の驚愕
【鬼畜 官能小説】

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欲望-3



その瞬間、キラの指がスクロールを止める。「億度」はその動作を瞬時に読み取り、解像度がレンダリングされて鮮明に表示される。
キラの瞳が見開かれ、驚愕に薔薇色の唇が開く。
その現実離れした光景にキラは息を飲んだ。

キラを驚かせ、当惑させたのは「改造男根」の異形。

恐怖と嫌悪の対象にしかならないはずのそのおぞましい肉塊が、喉の奥から熱い吐息を、口の中に淫らな唾液を溢れさせる。
添付ファイルには想像を絶する嬌態を演じる十代の少年のあられもない姿が大量に入っていた。


>俺の魔羅で地獄と天国の往復切符を手に入れたショタの極楽写真集を愉しんでくれ。


その「魔羅」と表記された男根はとてつもなく巨大で醜悪。
もはや人間の肉体だとは思えない異形だった。
バイブにもイボは付いていた。ひとつ3ミリ程の突起はキラの躯を悦ばせた。
しかしその「改造男根」のそれには軽く直径10ミリを超え、数も桁外れに多い。
キラは古い怪獣映画を思い出す。別の世界からやって来た禍々しい悪夢の怪物。
生け贄になった少年の痴態は凄まじく、その化け物のような巨根を口で、アヌスで咥え込む様は筆舌に尽くせないほどに壮絶だが、白眼を剥いて悶絶する少年が浮かべる表情は恍惚としてどこか幸福そうでさえあった。

その少年にキラは理由もなく嫉妬する。

とりわけキラの心を鷲づかみにしたのは少年の腕や足の甲に刻印された青黒い痣。
手首と足首に輪のように浮かぶ縄目。
そして腹部に浮かぶ火膨れと、背中に走る痛々しい傷跡だった。

鞭?縄?焼きごて?注射の痕?

それがどれほどの責めだったのか。
赤く腫れ上がり、内臓を晒す程に開かれた無惨な肛門になるまで、いったい何回、何十回犯されたのか。

持ち前の「妄想癖」は画像の少年と重ね合わされ、自分が果てしなく凌辱される空想を生む。
キラはこの世に正真正銘の悪魔がいる事を知り、戦慄し、羨望し、恋い焦がれた。



キラが作った文面は

>地獄と天国の往復切符希望。13日の午後23時、新宿の神楽坂公園メモリアル・モニュメント裏のベンチにご覧のショタを置いておきますのでどうかご自由にお使いください。m(_ _)m

そして添付ファイルにはディルドーを尻に咥え込んだ全裸の、しかも躯を精液で化粧した最悪の誘惑画像を選んで送信をクリックした。
送信後、キラが再び悪い習慣に溺れるのはあっという間。



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