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碧の物語-4
【複数プレイ 官能小説】

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碧の祭典-2


「見たいなー、そのカラダッ。ね、ね、ストリップしよっ!今日はお祭りじゃん!」

「お祭り」という言葉に碧は思わず微笑み、真珠のような歯を覗かせた。
そう、お祭りだからね。
碧は、ゆっくりと帯をほどく。

はらり。浴衣の前が解け、乱れる。
浴衣の下には、生まれたままの姿。
それは未発達の女性にも似た、ユニセックスで穢れのない肢体。
ビロードのように滑らかで下腹には、すでに勃起した可愛らしいペニスが硬く張り付いていた。

「おっ!可愛いの勃ってる。勃ってるよ。もうバリ勃ちっ!オイラもバリ勃っちまうっ!オイラのジョニーを愛しちゃってくれないかなあ?そっちもいっぱい愛しちゃうからさあ!ボクちゃん、オイラのロケットで宇宙旅行行こうぜっ!」

碧はそんな男の問いに明解に応えた。

桜を散らした小粋な浴衣を肩から抜き、足下に落とす。
森のしじまの中に輝くような肢体が浮かび上がった。
幼いが均整の取れた躯には無駄な肉はひとつとしてなく、一点の濁りもなく。
草履を脱ぎ、楡の木の下に立つ碧は、どこかこの世のものではなかった。

男たちの充血した熱視線に碧はゾクゾクと身震いする。
露出、誘惑、挑発、視姦。
見られるのが堪らない快感になったのはいつからだろう?

餌を見せびらかすように、碧はその肉体を披露する。
わずかに肋骨の影を落とす上半身はしなやかで、踊る手脚は伸びやか。
少年だけが持つ背中の翼の痕を羽ばたかせ、水蜜桃のような双丘はまるで蕩けそうな程に男たちの欲望を掻き立てる。
ただ、見せているだけではない。
その指は淫らに双丘を這い、乳首を擦り上げ、真っ赤なルージュから伸びた幼い舌は肩を舐め、何かを欲しがるように淫猥に踊る。勃起した陰茎を弄び、扱き、皮を剥く。
陰茎から溢れた先走りを指で掬い、糸を引きながら口にする。

「……色っぺーっ……しっかも思いっきり挑発してるよね?これ。も、最高じゃん!」

碧は男の言葉に笑みを漏らすと、背を向け、尻を突き出した。
その両手の指が、幼い双丘のかたちを変えるほどに強く、尻たぶをつかむ。

そして、左右に。

開く。

それは穢れのない肉の狭間に開く淫の蕾。
その肉は開き、中から溢れ出したドロリとした液体が花火のフラッシュに輝いて、闇の中に小さな花を咲かせた。

「マジ?……マジ超淫乱のビッチちゃんだあっ……ガチで小学生の男娼。最っ高に犯罪っ!淫行条例違反に児童虐待成立しましたあっ!」
「こりゃファンタスティック。僕もちょっと本気出す」
Tシャツの男がポケットから錠剤を取り出して噛み砕く。
「あ、エフェドリン?自分ばっか狡いってば」
「んーっ、これ、『お祭り』じゃない?もっといいの出すよ」
「パーティーだねっ!スピード?エンジェルダスト?もうっエンジン全開じゃんっ!」
Tシャツ男は口髭をつまんで、黒鞄の中から手鏡を取りだし、パッケージを左右に振った。
「コーク!やったね、終わらないねっ!朝日どころか昼のお天道様拝んじゃうねっ!オイラ、ジンクとエビオス充填済みっ!」


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